四月歌

戸出喜信「桜」

昨日11日は定休日

先日居酒屋でテレビを見ていたら、黒部出身の画家、戸出喜信氏の「桜」の絵が

黒部美術館に展示されてあると云う

ホンノ一分程度であったが、私の目を引いた

氷見の朝日山の桜はまだである

一足早い花見も一興である

それと富山の水墨美術館に平山郁夫展が開催されている

是非行こうと心に決めた

それにしても坐骨神経症が酷い

朝立ちあがるのも酷い

果たして広い水墨美術館の館内を歩けるか、自信がなかった

事務員に業務命令を発令し車の運転を頼んだ

朝7時過ぎ出発で、酷い雨風であった

杖を片手に兎に角、レッツラ・ゴーである

カーナビを頼りに向かったが黒部美術館は兎に角分かり難かった

小さい美術館でその画家の絵が10枚程飾ってあった

大作は★写真の激流の絵と、お目当ての桜の絵であった

正面の椅子に腰かけ、しばし見惚れていた

過去に見た、どの桜の絵、またどの写真より素晴らしかった

言葉で表現しようがない!!!

画家の感性である

希望を抱く、あでやかな日本の桜であった

震災にあった日本に希望の願いで描いたと云う

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もう一枚の黒部川の渓流の波もまた私好みであった

桜の絵ハガキがなくて載せられないのが残念である

水墨美術館の平山郁夫画伯を見て回ったが私としては今一歩胸に飛び込んで来ない

好きこのみせいで致し方ない

雨風が酷く、一時台風並みであったが、それでも強行してよかった

希望の春はもうすぐである

平成24412


戸出喜信「黒部川」