本田・井深展
平成17年7月17日(大安)
私の大兄の娘さんが結婚する、その新居の土地建物の契約が成立した、そのことを墓前に
報告しそして高岡の美術館へ車を飛ばした
また本田宗一郎の本を昨日半ばまで読み進んだ最中の展示会であった
世界のホンダとソニー、二人の社長の回顧展には関心の高さから沢山の人が訪れていた
会場には初期の原動機付き自転車すなわち初期のバイク、そしてF1カー。
また初期のテープレコーダーからロボットまでが展示されてあった
私は機械や電気となると小学生以下、原始人に近い。
だから展示の製品には余り興味が沸かない
本田宗一郎と井深さんは、分野は違うが、感嘆合い照らす仲であったと読んだ
またビデオで本田宗一郎と片腕の藤沢さんの事が流されていた
ビデオで感動したのは社長を辞める決断をして本田と藤沢さんが久しぶりに会ったとき、
過去を振り返って、「まあ、まあ、やったな」と二人が同じ言葉を漏らしたという
世界のホンダにした二人が“マアマアやったな”・・・・・・・。
不可能な世界を突き抜けた者同士の、最高のねぎらいの言葉である!
万感の一言である
経営理念、確固たるポリシーで結ばれた人間同士は真に強い
女性では殆んど難しいであろう
また生半可な友情では到底無理である
死を惜しまない不朽の経営理念で結ばれた者同士しか味わえない世界であろう
出口に本田宗一郎の絵と書が掲げられてあった
素晴らしいの一言である
私の師であり兄貴であった能田様は、本田宗一郎の色紙を事務所に掲げ大切にしておられ
た
それと本田宗一郎の、手の平の、無数の傷跡が手形にして解説してあり、この傷が本田の
「寶」であると言う。
・・・・・・・・・・・・・・・
私は私なりに「寶」解明から今日までの約15年間の歳月、この阿修羅の如き歳月が私の
かけがえのない「寶」である
7が3ツ並んだ大安、28宿は「星」とあった!
今日はいい日であった