制度通
中国王朝の諸制度について書かれた新刊書である
初版が2006年9月、当然「寶」解明時に本書は無い
点検の意味で目を通しておかなければならない
伊藤東涯・著
礪波護・校訂(京都大学名誉教授)
森華 ・校訂(京都大学人文科学研究所技術補佐員
とある
「校訂」とは「本文を異本と比べる」とある
異本「寶」本と比べられて無い
本書巻五・「印章の事」を見る
229頁
「すべて天子の宝、八あり」と記述される
ここにも、歴史に対する疑問符がひとつも無い・・・・・!!!!!!!
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天子皇帝は天の子、天子である
唐代は仏教でも儒教でもない道教が皇宗である
道教の真髄を貫く易、その天子皇帝の数位「九」・陽極の数位の、まさに神の印、真の「寶」
の印が無くてはならないことに全く疑問を呈してない
神の印、即ち神器「寶」それが「承天の大宝」なのである
「承天」とは天から賜った八宝の上、「大宝」それが「承天の大宝」なのである
大唐の大伽藍、神器が奉納されてあった玄元皇帝廟
杜甫が反乱軍に奪われた神器を取り返せと叫んだ記述と整合する大宝、それが私が解明し
た真の「寶」なのである
「神器」とは天下の覇者「象徴の器」なのである
安史の乱は、その神器「寶」争奪のスペクタクルなのである
本書の記述は、残念ながら間違いなのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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両先生にホームページがあればEメールを発進
今後も寶に関係諸本が発刊されれば、できる限り目を通して行くつもりである
生涯をかけた戦いである
以上
平成18年11月3日