★★★★★ハンニバル


3年間程、映画から遠ざかっていた

映画や漫画は私のプロフィールに記録した通りである

7・8・9月読書でかなりエネルギーを消費した

著書部門は当世に何とか追いついたような気がしたので、10月は読書からビデオにシフ

トしようと思う

そこで書庫欄にビデオを加え、色分けをして感想を入れて行くことにした

そのかわり、本と違い純粋娯楽面が多い筈でビデオの感想文は入れない場合が多いであろ

推奨ビデオには読書と同じくマークを入れてゆく

ハンニバルは思い立ってビデオ店で6本借りてきた中の1本である

ハンニバルは昔見て、強烈な印象を抱いた映画である

私に取って2回見るビデオは記憶ではローマーの休日、カサブランカくらいであろう

兎に角凄い

アメリカからフレンツェ、ロケ範囲が広い

配役の重量感、音楽、舞台、ストーリーが凄い、映画全体に重量感と奥行き、そして厚み

がある

殺人鬼の映画を芸術までに高めてある

あらゆる面で完璧の映画に映る

カメラのアングル、光と影のコントラスト

リードリー・スコット監督はどんな頭をしているのか!!!!兎に角凄い、絶賛である

子どもや、心臓の弱い人には、推奨出来ない

私の心の中には、残酷、猟奇的性格が潜んでいるのであろう、また普通の人より複雑に出

来ているように思う、要するに食べ物と同じく好き嫌いが無い、

主役のインテリジェンス殺人鬼、アンソニー・ホプキンスは、地そのもので演じているよ

うな物凄い演技である

冷静沈着、残虐で冷酷無比、

重ねて、この映画は完璧である

ハリウッドの映画を見ていて思う事は、アメリカと戦争しても勝てない事が分かる

日本は秀才集団による組織的戦いは上手である、

農耕型民族でトップに天才を置かない

何百、何千の秀才集団でも一人の天才と戦って勝てない

映画は考えるより兎に角面白いのが最高である

以上        平成18928