師・潘師正・辰也

この4年家業の再建、そして時代に即応するべくHPの作成その他に忙殺されていた

時々はお墓に行き、献花・線香の代わり生前好きであったタバコを捧げ、私の現況を報告

していた。

今朝6時に、某配管設備会社のA社長宅を仕事の用で始めて訪問した、事務所の壁に経営

理念が掲げられてあった、それは能田様が語ったことをA社長は額にし掲げているとのこ

とであった。

理念は兄貴であり師の生き方そのもののであった!

コピーを戴いた。紹介しておこう!



経営理念

一・公共益に奉仕するという精神を持ち、正直を尊び、努力が報われる社会を目指す

一・社員一人一人が経営の主体であり、自分が会社の未来をどう造っていくかという意識

をもつ

一・商品を作る人は、それを使う人に育てられる。

    人様が困っているのを助けるのが企業の使命である。

一・悩む暇があったら、誰にも負けない努力で働く。

    ・謙虚にして驕らない

    ・毎日反省する

・足りる事を知り、生かされている事に感謝する

という精神を常に持ち、自己の利益の追求のみでなく、相手に良かれという利他の心

で働く。

一・明日の自分さえよければ、という個人主義の群れでは「明日」という会社は創造でき

ない。常にリスクを負ってでも将来の希望を抱ける会社を造る

    

人は一人では生きてゆけない

社会・自然の恵みを受けて生かさせていただいている。

謙虚に、誠実に生きる事

生前A社長と能田様の関係は殆んど知らなかった!通夜の席で親交を知った

師は生前自身の交友関係を殆んど私に語らなかった

A社長の席にも、私同様遺影が掲げられてあった・・・・・・。

師の葬儀には500名以上の人が参列した、市外県外の人も多数駆けつけていた

通夜の場、弔辞はだれかれと無く一番の子分である私がしなければ、との雰囲気であつた

交友の広さと深さに今更ながら驚く!

真の男、男の中の男であった!

驕らず、人の悪口言わず、悪を憎み!陰徳の山を築き、それを全く口にしない!

巨魁と呼ぶに相応しいお方であった!

足元にも及ばないが、後に続き1歩1歩近づくよう努力するしか無い。

                                                                           平成1761