「肉」の思い出
私は肉を、極力食べない
糖尿病であるからである
父親同様、食べるのはなるべく鶏肉にしている
最近はカレーライスに牛肉が入っていたら取り除く
しかし無性に肉が食べたい時もある
子供の頃、我が家でも、牛肉は値段が高く殆ど食べなかった
そんな当時、某肉屋の串カツの肉が値段と比較して大きかったのを覚えている
子供の私でもおかしいと思った
あれは間違いなく赤犬の肉と今でも思っている
子供であったが、私はそのカツを1〜2回食べて敬遠した
韓国や中国では犬の肉を喰う習慣はあると聞いている
昔から犬は赤犬の肉が美味しいそうである
しかし日本人は基本的に食べない
しかし戦後の食糧難の時代に食べたと聞いた
私の友達が犬を飼っていた
その友達の犬を近所の韓国人が欲しいと言ったので、あげたら即日、食べられたそうであ
る
別れた妻の羽咋の実家へ良く氷見の肉売りが犬の肉を売りにきたそうである
上の兄が高校相撲で犬の肉をたくさん買って家族中で何時も食べたそうである
納得である!
であるから、妻はステーキを食べにラメールへ相当通っていたらしい
ラメールから丁寧な年賀状が来ていた
畜生にプラスして「犬、畜生」と昔から言う
犬を食べたからであろうか?!
そうそう子供の頃、祖父が鶏を絞めて羽根を取るのを手伝った時がある
当時は別に可愛そうなどと思わなかった
それより、食べることの期待の方が大きかった
死ぬまでに一度、「氷見牛」のステーキを一度に2枚程、喰ってみたい
ひみ浜で端切れを何度か喰ったが美味かった
肉を余り食べないと言っても私はベジタリアンには、なれそうも無い
昔プロレスの選手でキラー・コワルスキーと言う冷血漢のようなレスラーがいた
彼は菜食主義者であった
また禅宗の坊さんは肉を食べない
私には到底なれない
私はやはり魚党である
秋刀魚、イワシの焼き魚、ヒラメ、シマダイの刺身!
それで十分である
平成19年5月6日