★★★
『雑学のすすめ』講談社 清水義範
図書館の新刊本である
雑学20話が載っている
そのなかで「天才の影に悪妻あり」が目を引き、即手にした
三人の悪妻の名は知っていた
それでもどの程度の悪妻かは知らなかった
ソクラテスの妻クサンペツティ
ナポレオンのジョセフィーネ
夏目漱石の鏡子
である
著者の三人の悪妻を読んで、その程度が悪妻?とおもわず思った
この程度が天才の悪妻なら、私は天才の天才、大天才である
語り継がれる程の悪妻だから、もつと酷い筈で著者の見方の足りなさもあろう
それを加味しても、この程度ではたいした事は無い
本当の悪妻は悪妻に見えないものである
真の悪妻は、夫は勿論周囲も欺き馬脚を現さない
狡猾周到な妖婦である
恐れ入りましたというしか無い
記憶に出版社の名前と★マークを献呈