★★★
『卍の魔力・巴の呪力』泡坂妻夫
家紋おもしろ語り!
図書館の新刊本である
私はどうも暇人らしい
何でも一通りは舐めていないと気がすまなくなった
広く浅く、である
知るという事は楽しい事である
当然各種紋の絵も、沢山のっていて、深く考えなくて良い
なる程、なるほどと読んでゆけば良い
卍の由来
巴の由来と変形
我が家は和服、洋服、古着、下着、紳士服、何でも屋の衣料店であった
紋付、婦人の喪服なども扱っていた
だから着物の紋入れに、使い走りをさせられた
そんなこともあって、この本に触手がのびた
三つ巴もここからの由来かと納得であった
なかなか面白い本である
著者は直木賞を受賞しているとある
知性の奥行きの凄さが、垣間見える
マンダムである
天皇家の紋が日月と菊と桐、3ツとは知らなかった
菊の紋は誰でも知っている
日月はなる程である
しかし桐とは知らなかった
つくづく、一生勉強であると知らされる
自分など著者と比較したら小学生程度であろう
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いやそれ以下かもしれない
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