知の容量

 

考えたら人間の知の差程大きいものは無い

体力は記録的見てオリンピックの選手でも、我々の10倍〜15倍位が限度であろう

100m10秒として、早足で歩いてゆけば100秒でゴールできるであろう

重量上げでも最高15倍以下であろう

驚く事はない

しかし人間の知の差には、何千倍の差があろう

最近、渡部昇一先生、小室直樹先生、司馬遼太郎先生・藤原正彦先生の本を読んでいると

人間の知の差に驚嘆する

比較すると小学生の私と将棋の羽生名人の差がある

差は分かっていても、実際にどれ程の差なのか、見当もつかない

芥川龍之介の速読術は一日で1200頁であったと言う

司馬遼太郎先生はそれよりもっと凄いかもしれないのである

井上ひさし先生の談によれば最新のコピー機のように脳の写真機で読み取っていたらしい

言葉にならない程差があることが分かっただけで、一応大きな進歩である

自分がナサケ無い

それでもその差の分からない人間が殆んどである

分かった時点で、一歩一歩努力するしか道はない

道は気の遠くなる程、果てしない

平成20420