阿Q正伝 魯迅
狂人日記
名前だけは知っている
中国の小説家もしくは思想家であろう事ぐらいは知っていた
なにせ、小説など殆んど読んでこなかった
読む時間がなかった
インターネットで調べると、代表作が上記2作とある
小誌に二つとも載っていたので読む事にした
魯迅は日本の現在の東北大学に在籍していたと云う
日本は戦前から中国人を支援し近代化に尽くした
反対は余り聞かない
圧倒的に日本が多い
魯迅は生涯マルクス主義者であったと云う
されば、共産毛沢東時代の源泉である
4000万人が死んだと云われる、歴史の責任を負っているといわなければならない
それでも二作だけは読んでおく
『狂人日記』被害妄想の男の話である
魯迅の代表作とのことである
しかし今の私には全然面白く無い
やはりノンフィクションでないからであろう
2月に読んだ実録『刑務所暮らし』の方が断然おもしろかった
司馬遼太郎先生などの歴史小説以外、もはや触手が動かない
『左伝』あたりの人肉を喰う話も昔舐めた
この程度か
それでも阿Qの「自伝」「外伝」「内伝」「別伝」「本伝」「家伝」「小伝」「大伝」「正伝」
の用語の違い、少しは勉強になった
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平成20年3月9日