中国古典小説選
楊太真外伝
玄宗皇帝の妻、楊貴妃話である
「寶」本のおさらいである
玄宗皇帝の溺愛というか、未練というか呆れるばかりである
それより馬鹿と云った方が当たっている
若い頃の私のようである
玄宗は間一髪で国を滅ぼす所であった
私も間一髪であった
二人に共通するのはデブ
そして生まれが貧しかった事
両親が両方いないのと、片方の違い
私は遂に目が覚めた
玄宗は死ぬまで目が覚めなかった
お陰で私が迷惑を蒙った
輪廻転生とは本当にある
しかしこれで終止符である
千回生まれ変わっても会いたく無い
これ以上は話しても誰も分からないであろう
内面の狡猾傲慢は同じであった
学究肌の史家は女遊びをしていない
だから女が分からない
美女3000人とまではゆかないが
普通の男の何倍も遊んだ
もう良い
それでも皇帝か!悪くは無い
やはりやめた
だから承禎にした
!!!!!!
やはり、人間はもういい
今生限り、終止符である
平成20年3月8日