潘師正・辰也

 

「寶」の驚異の韻文を考案したのは、中国道教茅山派12代宗師、司馬承禎である

そして、司馬承禎の師は、11代宗師、潘師正である

1300年前、潘師正は司馬承禎に陶隠正一の法を授けた

「陶隠」を直訳すれば、焼き物に隠すである

即ち、獅子の焼き物の印鑑に、道教の奥義を隠す法を授けたのである

私は大兄との長い師弟の付き合いの中で、表裏一体の真理を体で授かり、「寶」解明を果た

した

「寶」本に書いた印の道理、「虚」と「実」と「無」の真理は大兄辰が長い付き合いの中で

私に伝授した

世界中の印鑑研究の著書にも無かろう

道教の奥義である

恐らく大兄辰也がいなかったら、「寶」解明は無かったであろう

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“表裏一体”を言葉で分かっても真に理解したとは言えない

真理を体で体感し、全身全霊で理解しなくては、体得したとは言えない

大兄辰なくして「寶」解明は無かった

大兄の名前は「辰也」『大漢和』の語訳はまさに“北極星”であった

私は離婚を決断した時、大兄に気持ちの整理確認のため問うた

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大兄が私ならどうすると・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!

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大兄は言った

私なら、遠うの昔に離婚していると・・・・・・・

!!!!!!!!!!!!

私に言葉なかった

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私は一言“ありがとう”を述べその場を去った

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大兄は彼女の正体を見破っていた

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平成19126