「特命リサーチ200X」

 

テレビ番組にあった

「寶」のHPに、番組に送付した日付が載っている

「寶」本をテレビ局に送ったのは平成13年3月1日とある

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友人を通じて妻に離婚を切り出す、2ケ月前である

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当時駅裏のサンステージ7階にいた

とにかく、番組に送った書状を掲載しておく

平成19128

特命リサーチ200X番組制作担当・各位殿

冠省

 能登半島の付け根、早春の立山を望む富山県氷見市から突然お便りを差し上げます。

 同封の各界に宛てた■@「訴状」■A「添え文」まず最初に一読願います。

 そして同封致しました他の書状は、この手紙に記しました■番号と同時照合しながら

順次読み進んで戴ければ有り難いです。

 そして最後に漢文化、未曾有の『寶』解明の著作をご一読願い貴番組にて改めてこの

獅子印・神噐・太極『寶』を検証リサーチ戴ければ幸いです。

 同封の書状、番号■Bは、漢文化研究における600余名の諸先生が参集する日本最大

学界『日本道教学会』に宛てた配達証明書の記録で、その中の“赤線で囲んだ”箇所は「公

開質問状」を正式受理して戴いた返書です。

 その後の■C■D番の学会に宛てた「内容証明書」2通をご覧下さい。

 私の解明した20世紀最大の『寶』発見に一切反論が出来ず平成13年3月1日現在も

完全沈黙致しております。

 また■E番は陳健駐日大使の指示により北京・歴史博物館の最終公式回答書です。

 この北京歴史博物館館長の“★清朝時代の★石印”との最終回答に当方は全く承服

出来ません。

     時代の測定“唐代”は日本道教学会の完全沈黙で既に終えております。

     また“石印”即ち自然石との回答に対しては、東京有楽町・出光美術館・長谷部

     楽爾館長・石川県寺井町九谷焼研究所・富山県中央研究所・京都藤井有鄰館・藤井

館長の鑑定は全員99%陶磁器との日本国内での鑑定で決着済みです。

 それから詳しい事は「寶」本に明確に記してあります。

 現在私は漢文化研究の日本最大学会、そして中国の最高権威・北京歴史博物館を向こ

うまわす壮絶な戦いを致しております。

 まさに、この獅子印『寶』の問題は中国史はゆうに及ばず、道教史・陶磁史・民俗学

獅子文化・皇帝文化・漢字学その他・漢文化に歴史を覆す一大論争です。

■■6は日本道教学会の長老、東大名誉教授窪徳忠氏の返書と、私の傲慢極まり無い

追走の「内容証明書」です・・・。

 その後、窪先生より一切の反論無く、完全沈黙であります。

     @『訴状』にも認めました通り、写真の紐・獅子の陶印は中国文化の黄金期、

代にあの有名な玄宗皇帝の勅令により焼き上げられた神噐・太極『寶』で、漢文化、約50

00年の歴史上・未曾有の至宝です。

もしこの陶磁器『寶』を世界中の名工が一同に集結しても、古来の手法で焼成を試みるなら、

燃料となる木材は日本の国土から完全に消失し、焼成にかかる総経費は日本の国家

予算を遥かに上回るであろう。

 まさに同封写真、獅子の陶印は中国文明の国宝の数々、その遥か太上に輝く至宝、

奇跡の陶磁器『寶』なのです。

 私として各界各位に差し出した『訴状』『添え書き』にあります通り、当初2005年

に開催される愛知万博に協賛するにはNHKでの番組制作を絶対条件と考えておりました。

 ■F番は、元NHK経営委員会委員・現在・NHKおよび民放300数十社の頂点に

立たれる全国放送番組向上委員会・草柳大蔵委員長からの書状です。まさに獅子印・神

噐「寶」を心眼をもって感得・喝破なされ、なお今後を賢察する、身に余る玉書です。

 ご承知の通り草柳先生は放送界のみならず日本の知性を代表する雲上のお方です。

 一昨年暮れ・草柳先生のお勧めに従いNHK富山支局長を表敬訪問いたしました。

既に東京支局から中部支局長を経由して富山支局長に連絡が入っており、歓談の後富山

支局より、NHK東京本部局に改めて正式に上程の手配を取って戴きました。

 富山支局長のお話ではNHK経営委員会でも相当話題になっているとの談話でした。

 しかしながら、NHKは国民の税金(視聴料)で運営される天下の公器です。

 天下の公器・NHKとして、これだけの歴史的大問題を取り扱うには、慎重の上にも

慎重を期さねばならない事は余りにも明白であり、その後1年数ヶ月が経ちましたが、

現在も棚上げ状態です。

 神噐・太極『寶』の歴史に位置付ける問題とその衝撃が、想像を絶しNHKとして現状

は動こうにも動かれ無い状態が観えます。

 『寶』本完成後のこの1年数ヶ月、故小淵総理はじめ政財界その他各界各層130名余りの方々へ

「寶」本の送封作業、そしてインターネット・ホームページ開設(コード末尾記載)と果てしない道を

走破して参りました。

 脚掛け約10年、不眠不休で突き進んできた結果、私的問題も噴出し、精神的にも経済的にも、

そして健康面でも最早限界近くに達し、ここに至りNHKを留保しつつも、残された道を模索

する決断を致しました。

 『なんでも鑑定団』はじめ民放各社・各番組を見渡した結果、貴番組にお便りする結論

に達しました。

 同封

■8番は学習院短期大学非常勤講師・吉野裕子博士のです。

吉野博士は、日本民学を確立された柳田国男先生が遂に観る(解明)のとの出来なかっ

た、日本民俗学の第1人者のお方です。

この吉野博士の著書『陰陽五行と日本の天皇』(人文書院)最終第9章で、この神噐・

太極『寶』を取り上げて戴き「あとがき」で光栄にも私の実名を揚げて戴きました。

また中国全土の若手大学教授の中から選抜され千葉成徳大学に席を置かれる。

■H番の王敏博士も陶磁器鑑定以外、異論反論無く全て、私の解明した歴史に御同

意戴いております。

さらに「寶」を御支援戴く中国美術工芸の収蔵で世界的にも有名な、

■I番・京都藤井有鄰館・藤井善三郎は大学の講師も勤められ中国古印の著書も多数著さ

れておられます。

■ 番のお手紙は桜美林大学名誉教授で「日本道教学会」野口前会長のお便りです

■ 番は大阪天王寺・市立美術館・蓑豊館長のお手紙です。

■ 番は日本道教学会会員・関西大学・坂出洋伸先生の返書です。

■ 番は著作『則天文字の研究』で有名な武庫川女子大学・蔵中進名誉教授の返書です。

■ 日大非常勤講師・井上聡先生の返書です。

■ 番は愛知万博推進委員会・森局長の希望の返書です。

■ 番は文化庁の返書です。

■ 番は国立博物館館長の返書です。

以上のこれらの書状で、この獅子印『寶』がどれほど凄いかご判断戴けると存じます。

中国は文化大革命で、取り分け道教が荒廃致しました。

 共産中国では国全体における国家公務員のようなものです。

 現物の獅子印を手にせず、写真だけの判定で致し方無いとは言え、敢えて傲慢に放言

するなら、現下の中国は文化面で相当レベルが低下いたしていると心得ます。

 この神噐・太極「寶」の最終鑑定は、台湾の道教研究および

美術関係者の合同のリサーチが不可欠です。

 差し出した学者・美術および関連関係者、役70名余の方々殆どの方が沈黙・回避・逃

亡なされたことも一応ご報告致しておきます。

 なお、お断り致しておきますが、草柳大蔵様、吉野裕子博士

お二人は陶磁器『寶』を実際に手にしてはおられません。(写真のみ)

 恐れ多い両先生のご名誉のため、誤解無きよう明確にお伝え致しておきます。

 以上この漢文化の神知と歴史の扉を開く・神噐・太極『寶』を貴番組200Xでリサーチ戴く

事を信じつつ、最終局面入った今は只、ほぼ4万時間を費やした光陰を懐かしんで

おります・・・・。

■ 番の正式書面で一応、国際正当政府である中国大陸政府に筋は通した所存です。

 この『寶』が一度“世に認知・公表”されたなら、政治的問題も絡み、文化的にも社会

的にも、時間と共に想像を絶する太極のインフレーションが漢文化圏を席巻する筈です。

 当然この大恐慌した、漢文化の黄金期・唐代の歴史を覆す太極『寶』は出版業界にも一大

特需を起こす事は必定です。

 日本最大の漢和辞典である『大漢和辞典』の新たな見直しと新注釈の要請、これまでの

唐代歴史の専門書・陶磁器関係書、印章専門書・漢詩・渡来文化の新考案、唐代小説、

さらに高校の教科書まで改定が迫られる筈です。

 まさに中国5000年未曾有の至宝・神噐・太極『寶』の歴史的リサーチには、中国

史・道教史・陶磁器・漢字学・篆刻・印章・易・陰陽五行・中国神話伝説・道教方術・

漢数術・中国民俗学(獅子文化・皇帝文化)等々中国文化研究者の総動員が求められる

事は必定です。

 リサーチ後も、この太極『寶』に潜む歴史的・文化的価値は我々の想像を遥かに超えそ

の影響は計り知れません。

 それらのことを念頭に今後を観通す時、慎重の上にも慎重にならざるを得ません。

『寶』の保安は勿論ですが、合わせて身の危険も警戒せねばならぬと考える程です。

 新聞・マスコミへの報道一切は、当方と確認のうえお願い致します。

 以上多くの問題を念頭に置き、当方として番組制作に当たり貴関係者との事前の打ち合

わせも必要であろうかと考えております。

 連絡先、ホームページ・コードその他を末尾に記して置きましたので宜しく願います。

 同封の内容証明に観られる通り、傲慢極まりない、まさに平成のドンキホーテーですが、

『訴状』に認めました元意をおくみとり戴き、各位の寛容と吉報を残雪の北陸でお待ち

申しております。

  最後に番組関係各位の御健勝をお祈り致しております。

不乙

                       平成13年3月1日