岐阜流葉「狛犬博物館」

 

ここを訪れたのが何時ごろか、はっきり思い出せないのである

はっきりしているのは、古い女性の友達とここを訪れている

女性と同伴しているから、時期が混乱するのである

「寶」本を書き終えた後である事は間違いない。

そして妻が遁走する前であることもハッキリしている

女性と高山へ行く時間と心のゆとりがあったのか不思議である

心も時間も殺人的日々であった

だからよけい欲したのであろう

とにかく高山への途中にある、流葉の「狛犬博物館」が目に留まった

博物館の上杉千郷館長が日本を代表する狛犬の研究家である事を知った

そしてそこの館長が長崎諏訪大社の宮司さんである事も分かった

戻って早速長崎へ「寶」本をお送りした

すると市内の下田子いた私の携帯電話が鳴った

上杉館長であった

「このような観点から狛犬を研究されたのは日本で初めてでしょう」と驚きの電話であっ

日本を代表する狛犬研究家からの賛辞であった

館長は現在、皇學館大學の理事長に栄進なされた

町内のツルヤ味噌の会長が館長と戦友であると言う

会長から下呂温泉にも館長の狛犬博物館があると聞いた

日帰りでゆける、近いうちに訪れたいと思っている

平成191127