蜃気楼

 

「寶」のHPに載る改訂「寶」本と、このシリーズを読み合わせれば私がどんな状況下に

あったか少しは想像いただける筈である

それはさておいて、「寶」解明には、関係歴史文献の全てを疑い、その資料の向こう側を観

なければならない

1300年の歴史の彼方を観通すのである

蜃気楼の彼方である

唐代史、道教史、陶磁史、印章史、獅子文化、今日に残る歴史文献の裏側を観通す

唐代則天武后の時代〜玄宗の時代までの歴史書を全て疑い、一旦白紙にして観る

そして唐代歴史の整合をはかる

あらゆるジャンル、あらゆる角度から観て整合がとれ、不自然で無い

あらゆる専門家からの疑問、質問を蹴散らす

いや質問すら差し挟まれぬ歴史の整合である

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10回近くの申し入れにも、日本道教学会は完全沈黙である

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神噐・太極「寶」は唐代文化の頂点、まさに金字塔であった

「寶」の目も眩む宝光は以後の漢文化の隅々まで照らしていた

勿論現代にまで、その光は照らしている

麒麟ビールの麒麟がほとんど獅子に描かれている

唐代以後に伝説の麒麟が獅子化したと言う

★即ち、貴方の晩酌にまで「寶」の宝光が届いているのである

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漢文化圏にひろがる獅子文化は全てこの「寶」の獅子が基なのである

平成12年9月15日、「寶」最終本は刊行された

「寶」解明の格闘は一応終了した

私に体の休養が必要であった

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あとは印刷会社に任せた

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戸出市ノ瀬和田内科に入院した

平成191115