「支倉常長」田中英道
図書館の新刊本である
著者の田中英道氏は教科書を作る会の幹事で、「国民の道徳」を書かれた先生である
勿論その本を私は読んでしまってある
また平成17年10月居酒屋「みちのく」の旅行会で仙台を旅した
そのとき支倉常長の記念会館を訪れた
再現されたファンバンドン号に乗船してきた
当時としては大きい船でも、今日の船で考えると大型漁船ぐらいである
よくぞ、大航海をしたものである
いずれにしても、みちのく旅行の縁で今や執念で読んでいる
並行して「壬生義士伝」上下巻に時間を費やし、この本は途中になっていた
借りたのが同時期である
これで図書館に3回も期限切れで借り直しした
それでも今中間地点、田中先生は学者である!
良く調べ、よく推理してある
面白くもないが、最後まで読もうと頑張っている所である
このHP読書欄の本全てこれまで5ページも読み飛ばしていない
その点だけは自慢できる
今日は10月9日、『壬生義士伝』を読み終えたのが8月19日で、既に2ケ月遅れてしま
った。現在146頁、兎に角面白くない
一応歴史小説であろうが、学者先生のこの本は詳しく調べてあるが面白くない
前へ進まないのである
我慢して我慢して読んでいる、5回程借りなおしている
それでも300頁で現在、折り返し点である
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・
ギブアップに近い
159頁ついにローマ入場である
アマチの『遣使録』とローマの史料があるらしい
そして日本にはほとんど史料が失われているらしい
ここへきて少し面白くなってきた
それにしても、表紙の支倉常長を描いた絵からこの使節の意義の大きさがわかる
帯刀の刀の鍔が金の透かし彫りである
羽織袴も最高のものである!
当時伊達者と言われた派手な羽織袴である
バチカンのローマ法王の謁見である
伊達政宗の書簡
その他興味深い内容であった
それにしても疲れた
20冊も先を越され後回しになった
最早田中先生の本は手にしない
学者先生の本は面白くない
平成19年10月18日