楊貴妃

今複雑な思いが交錯している

楊貴妃と玄宗皇帝のロマンスは長恨歌などにも謳われてある

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後世、楊貴妃を悲劇のヒロインとして語られる

楊貴妃の陽の部分にスポットライトをあてて歴史が語られる

楊貴妃の心の影、陰の部分を歴史家は観ていない

則天武后は陰陽が鮮明であった

しかし楊貴妃はある意味則天武后より狡猾であった

歴史家は女を知らない

私は別れた妻で、骨の髄まで女の性、業の深さを知った

傾城傾国の女、私のあの女は傾業傾家であった

玄宗も私も盲目であった

玄宗は死ぬまで楊貴妃の本性が分からなかった

そのため、再び来世で会いたいと、願をかけて逝った

私は今生限り、千回生まれ変わってもお会いしたくない旨伝えた

そして歴史が観えた

並の学者は氷見でおきた冤罪事件、柳原さんの警察、弁護士、検事裁判官と同じで真の歴

史を見ていない

そうそう書き忘れるところであった

故宮の女達は彼女を豚と陰口を叩いた

「寶」本に書かなかったが、賊軍の安禄山と密通していた

彼女の美貌を誇る傲慢にヘドがでる

平成19112