★★★
周易本義 中村傽八
古藤友子
「寶」本の著作の段階でこの本を舐めた記憶がある
恐らく図書館ではない。
引っ越し、引っ越しで、古本屋に処分してしまったのであろう
20年以上前である、本当に理解していたかと云えば、実に疑わしい
プラファの古本屋で見つけて買ってきた
易学は中国文明で最も難解な学問で有ろう
易は伏犠八卦・64卦から文王・その子の周公の八卦・孔子の易・十翼などがある
朱子(!200年)は古代の易のト筮 (筮竹の占い)の解釈を示した
「寶」の大極の九文字を考案した司馬承禎や韻文を篆刻した李含光の二人は、これらを習
得していた事は間違いない
承禎は分かったようで分からない、舐めただけである
それでも昔、算名占星術の天中殺に凝った事がある
手相・観相学・血液型に凝り、新宿池袋の街灯で易者をしていた
まあ「寶」本の易・太極は、韻文九文字の歴史の背景である
今回も舐めておく
そうそう孔子は易を楽しんだと、何かの本で読んだ、
朱子は朱子学で有名である
徳川幕府はその「朱子学」を武士の心得とした。
家康の影の軍師、天海僧正も方位学を納めていた筈である
日光東照宮も江戸の鬼門に建てた筈である
東照宮の陽明門に北斗七星が秘められてあったはずである
承禎は雑学だけは、相当詰め込んだ