★★★★★★★★★

知っているつもり「三蔵法師」ユーチューブ

素晴らしかった

テレビ番組の「知っているつもり」がユーチューブに色々入っている中の一つ

である

玄奘法師（三蔵法師）は何千キロを旅しインドに渡り、そして仏教を中国に持

ち帰った

そしてサンスクリット語の経典を中国語に翻訳した唐代の僧である

玄奘により翻訳された経典が日本にもたらされ、日本の仏教が隆盛したのであ

る。

サンスクリット語を漢語に翻訳されねば、空海・最澄等がインドへ行かねばな

らない

玄奘が何年もかけインドへ旅した経路を映像で見ると、普通の人は絶対に無理

である

この承禎でも、無理、止めておく

「寶」も命を懸けた戦いであった

日本中、誰も無し得ない、難事業であった

しかし玄奘の旅路は、肉体的に危険が大きすぎる

天山山脈は３０００ｍ級の山々である

殆ど道なき険しい道である

タクラマカン砂漠、天山山脈の映像で見ると死に向かって旅すると同じである

砂漠は白骨が道標、と云う

そしてインドで十数年、勉強しそして写経して持ち帰ったのである

持ち帰った有名な経に、「般若心経」があるとの事である

般若心経は承禎の一番好きなお経である

そしてその経典を、鑑真和尚・玄肪・最澄・空海等が日本にもたらした

玄奘が持ち帰らねば、日本の仏教の今日は無い

付け加えるが、彼らの周辺に阿倍仲麻呂、吉備の真備の表に出ない尽力があっ

た筈である。

そして戦中日本軍が南京で玄奘法師の遺骨を発見し、日本に分骨して持ち帰り、

それが奈良薬師寺の夢殿に安置されてあるという

驚きしか無かった

玄肪・空海・最澄等の遣唐使も渡航成功率５０％である

鑑真和尚は何回も難破の事故で盲目となり。それでも日本に渡来した。

日中の最高峰の僧達の命を懸けたリレーにより仏教が日本にもたらされた

また画家の平山郁夫先生は、広島で被爆し九死に一生を得た

そして仏教渡来のシルクロードの大作を完成させた

画伯は日中友好協会の会長も勤めていた事があった。

昔「寶」本を送ったが、返事が無かった。

それで評価を下げていたが、見直した

画伯の勉強不足であった。

平山郁夫画伯の再発見である

知ることは楽しい事である

平成31年4月11日