石川先生A

 

大著の最中である

末尾は「寶」本をお送りして何ヶ月か経って来たお手紙である

その間、私は「日本道教学会」の門を叩いていた

そして東大の窪先生にHPに掲載した問答を繰り広げた

それを心配してのお手紙であった

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そしてその頃東京で「則天武后」展が催されるとのことで、是非と薦められた

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しかしその頃私に金銭的にも、時間的にも余裕が無かった

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見たかったが、結局行けなかった

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以後御便りを控えている

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先生には今も申し訳ない気持ちである

各諸先生のお手紙を公開することを、お詫びする

しかし歴史は開かねばならない

お許しを願うしか無い

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平成19119