承禎「寶」の旅路
自分は中国に一度も旅したことは無い
それだけは、時間とお金に限界があった
そして飛行機と中国が、どうも好きになれない。
そのかわり、中国の★歴史映画・ビデオは、600以上は確実に見た
神話の時代そして臥薪嘗胆から清朝の西太后まで4000年の歴史の縦軸は殆んど見た。
それらのビデオ記録は、このHPに殆ど載っている
勿論、中国の「寶」に関係する★歴史の書籍★美術書何千冊を舐めた。
53万語彙が載る、日本最大の★「大漢和辞典」を6回舐めた。
兎に角、徹底的に調べ尽くした。
昨年からインターネットの写真2500枚以上で中国全土をほぼ旅した。
さらに中国の登録されている世界遺産全部を収録したビデオ、また長江を遡る流域の観光
名所を収録したビデオシリーズ20巻を購入して全土を旅した。
恐らく中国へ5回ぐらい旅行しても、中国全土を旅したとは言えまい
余りに広いからである。
インターネットで、ハルピン・瀋陽・旅順・青島・上海・マカオ・無錫・桂林・成都・武
陵源・北京・洛陽・長安・重慶・嵩山・泰山などの五岳・少林寺・大同市・汝窯の平頂山
市・兵馬俑・万里の長城・チベット・黄土高原・タクラマカン砂漠・いくつかの少数山岳
民族を旅した。
昨年から一気に机上の旅をした。
「寶」の韻文に刻まれた「太上老君」道教の道観のある台湾も一周して来た。
旅して、百聞は一見に如かずは勿論であるが、致し方ない。
そして過去に中国陶磁器関係の★長谷部楽爾先生の出光美術館★蓑豊先生の大阪市立美術
館★伊藤郁太郎先生の大阪中の島「東洋美術館」★石川県寺井町の九谷焼研究所★藤井善
三郎先生の京都藤井有鄰館などにも足を運んだ。
近県に開かれた中国陶磁器の展示会も何回か足を運んだ。
東京上野の国立博物館は2回は足を運んだ。
★茨木篆刻美術館★秋田県の中国の印鑑収蔵の県立美術館★静岡の大和文庫などとも交信
した。
テレビの★「なんでも鑑定団」にも計3回、そして★中島誠之助のお店にも直接申入れし
た。
両方とも応答は無かった
日本で「寶」に関係するところは、★楊貴妃渡来伝承の熊本天草の新和町★山口県長門市
の二尊院へは昨年、山陽新幹線とレンタカーで時期をずらして足を運んだ。
山口では★楊貴妃が湯浴みした華清池の温泉を忠実に再現した風呂にも入ってきた。
さらに遣唐使船が造られたという★広島県呉市倉橋町の造船歴史館にも足を運んだ。
そして、先日、神器「寶」焼成の燃料・白松が植えてある★明治神宮の絵画館まで行って
白松の幹の地肌と枝ぶりを目で確かめてきた。
白松は6本で、庭師により円く手入れがされてあるが、進入禁止の柵などなされておらず、
特徴のある幹肌に直に触れてきた。
一般の人は白松などに興味なく小枝を手折ってゆく人も殆どゼロに近い状況なのであろう
そのため、特段の注意書きもなかったので写真の小枝を2.3本手折ってきた。
これで、「寶」の推論の検証作業を全て終えた。
@楊貴妃渡来伝承の推論・A「寶」の焼成窯の場所・平頂山市B節度使と不毛の黄土高原
C「寶」焼成燃料の白松全てを終えた。
唐代に建てられた★山西省・天台庵の構造材が白松である事を、山西省の役所の係の人か
ら専門家で確認した。
歴史の太脈・大本は、200%間違いは無い。
承禎は大学の教授等の机上の学問と違い、現場主義である
傲慢であるが、日本中の学者レベルの低さと余りの惨状に言葉を失う
学者が知識学問、机上の学問である
彼らが不動産経営したら殆ど倒産であろう。
「寶」に異議を唱える学者は一人もいない。
異論反論を唱える知的在庫が無いのである。
何より覚悟が無い。
現在中国はバブル絶頂期である
習近平政権になって、国力は物凄い勢いで膨張している
インターネットで主要都市を見ると、驚がくである。
新聞によると近々に駆逐艦が就航するそうである
いずれ、アメリカに肩を並べる大国になるだろう
台湾は確信的領土と位置付けている
尖閣列島も心配の種である
尖閣の次は沖縄であろう
日本の国民全体が、総白雉化、頭が漫画である。
招来日本は中国の属国になる可能性が大である
中国研究の日本の学者のレベルを見て、暗澹たる思いである。
囲碁の世界も中国に劣っている。
「寶」から日本が観える
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平成30年5月14日