新・日本の首領
修羅の群れ 2本
俳優・松方弘樹が先月亡くなった
たしか俳優近衛十四郎の息子であった
近衛の時代劇も昔よく見た
ビデオ店に行ったら松方の遺作コーナーが設けてあったので2本選んで借りて
来た
松方弘樹は好きな俳優であった
最近の松方はテレビで大物のカジキマグロを釣り上げるのに出演していた
並みの釣り師では無い
さすがであった
昔、鶴田浩二・安藤昇その他のヤクザ映画も結構見た
安藤昇は元安藤組組長で本物のヤクザであった
このHPには載っていないが過去に極道世界の映画も結構見ている
亡くなったヤクザのNは幼馴染であった
また高校の同級生で結構仲よしであった、Tもヤクザに入ったが、途中指を詰め
て堅気になった
少し前、同窓会名簿をみたら、そのTが亡くなっていた
NもTも性格が良すぎた
Nには何十万円貸して、香典代わりと思って請求無し
神戸の職場で一緒になった山口県のNもヤクザになったと昔、風の便りで聞い
た。
二人で神戸の三宮の繁華街で、4対3で乱闘演じ、生田署の留置所に一緒に入っ
た経験がある
4は向こう、3はこちら側で、角棒を振り回しての大乱闘であった
二泊3日臭い飯を喰ったのである
今となっては、懐かしい思い出であるが、下手をすると命を落としかねない、
乱闘であった。天が守ってくれた
全く若気の至りであった
それにしても三人ともどんな人生で有ったのか、深い感慨を覚える
承禎の性格はヤクザ向きでは無い
現実のヤクザの世界は映画とは違う
そんな事をあれこれ思いながら、二本を見終えた
いよいよ外は騒がしい
号砲が鳴り、三つ巴になった
雉も鳴かずば、撃たれまいに
氷見市に生まれたが、ますます理解に苦しむ混沌の市である
市民気質は地政学的・歴史・風土から醸成されるのであろう
ブリの産地偽装・同じく氷見牛の偽装・市政の混沌
承禎は、もはや、シャッター晴耕雨読である
3日東京へ加瀬先生竹内先生その他に会いに行く
その準備に忙しい
日本国の為である、心で謝るしか無い