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中国歴代地名要覧

 

古本屋で買って来た

貴重な本である

670頁

龍興県  (唐) 寶豊故城   河南省寶豊県の東とある

世界の陶磁研究者の謎、唐白磁の窯場の最有力地名である

「寶」の豊かな故城は、かってあった城なのか???

河南省寶豊県の東とある

昔、大漢和辞典でも確認している

唐白磁は天下に貴賎無く用いられた焼き物である

しかも27年間焼き続けたのである

ここをショベルカーで掘削すれば白磁の陶片が層となって現れる筈である

承禎の勘では99%の確率で有る

現代中国の地名では、呼称を変えて消えているだろう

中国の本であるが、日本人の青山定雄氏が関わっている

もし承禎の勘が当たっておれば、世界的発見である

勿論、只の勘では無い

十分根拠があった上での勘である

大漢和辞典の最大画数64画の文字は龍と興を四文字合わせたニ文字で有る

漢字は元々亀の甲羅や人骨などを焼いた象形文字で、占ない、易である

易は64卦で成っている

漢字の最大画数のニ文字は64画で龍興・興龍の二通りしか無い

しかし龍興はあっても興龍の地名は無い

大漢和「龍興」を調べると唐置く寶豊の東とある

世界中の中国史研究の学者でも、この論理の飛躍は無理であろう

この発想は20年程前、王敏女史の本からヒントを得たのである

深い自負がある

学会から調査使節団を派遣して欲しいものだ

承禎は命が狙われる可能性があり、駄目である

ホント

平成28124