承禎の人生観・宗教観・死生観・宇宙観・
第一章・<人生観>
承禎の知人が先日人間は死んだら、単なる物資で何も無し、無に帰ると云う
そして彼は無信仰との事で有る
彼の脳構造は、理数系である
理数系の人の人生観は概してそうであろう
理数系の人は、自分自身の生き方、考え方の大筋が合理的、論理的、科学的な
人が多い。
分析すれば、過去の例、周囲の状況、より確実性を求め、確率的人生設計を考
える為、よりベターな人生観の傾向にある
堅実・効率・周囲や家族中心的で、誠実な生き方の人が多いと想像される
対して承禎の脳味噌は、文系傾向が強く、不確実性、不可解・未知数的人生観
である
脳構造が、文系と云うが実は確率判断が求められる麻雀、そしてこれまた三次
元方程式が求められる五並べはとてつもなく承禎は強い
麻雀は幾つものグループに入れてもらえないほど、相当な腕である
五並べは、インターネットの五並べに負けないほどである
事務所に来る人で負けた事は無い
しかし代数や細かい計算となると面倒で、お手上げである
理数は丼勘定、大体の勘定しか出来ない
文系7分、理数5分の脳構造で、他人は横に置くとして、承禎の生き方の人生
観は論理的では無い!!!場当たり的、公式・基準が無い。
一応、感覚的には論理的のつもりで有るが、振り返って見ると、全くその場そ
の場、よくぞ生きてこられたと、ア然とする
元々考える事など面倒な自分であるから、若いころは兎に角・ガムシャラ・全
速力で有った。
理数系の人は歩きだす前に方向、結果・利益を考える
中間派はそれらを、歩きながら考える
承禎は歩きながらも考えず、兎に角、金儲けの匂いがしたら即、行動である
金儲けの無い事には、体が反応しない
とにかく上昇志向・当たって砕けろ・ノ―天気・頑張れば何とかなるさ、であ
る
他人から見たら不可思議な人間であろう。
ある意味特異体質である
マア自分に対しても責任のとれない、無責任極まる行動様式であった
そんな生き方は、いかな承禎でも何処かで行き詰まり、そして更に無理を通せ
ば破綻する
幸い30代前後、破綻前に行き詰った所で、立ち止まり、以後の人生をどう生
きるか?!真剣に考えざろう得ない事態に追い込まれた
二上山の山の中に一人籠り・そして西田の国泰寺の一年で一番の荒行の時期に
参禅した
そしてその後、一年間全ての仕事を停止し一日7冊を日課に約2000冊の本
を読破した。
一年間の平均睡眠時間は約3時間30分程であった
舐めた本は仏教・中国の司馬遷の史記・荘子・荀子・老子・韓非子・孫子・十
八史略、易・その他
日本では政治・経済・国防・核問題・山岡荘八の徳川家康・吉川英治の宮本武
蔵・その他、生物の生態や宇宙物理学も相当舐めた。
2年程経って図書館へいったら、書棚を見た途端、目まいと、吐きけがして、
帰って来た
イスラムやキリスト文明は殆どパスであった
そんな読書から感じたモノは、自分には坊主の様な世界は異世界
悟りは実社会の中で体得しよう
また、自分には釈迦やキリストなどの崇高な人生観は、無理
現実の中で、死に物狂いで戦う
働く、生きる、感謝する、一度しか無い人生を何でも貪欲に楽しむ、そんな人
生観を当時、結論として得た。
現在は、泣いても笑っても一度しか無い人生である
長く生きたから、良いものではない
中味の問題である
時間の密度はどうか?社会に貢献しているか?全力で生きているか?
タイムイズ・マネー、タイムイズ・ノット・バイマネーである
即ち、時=命である
時間を無駄に過ごす事は命を捨てている事である
価値の無い人と付き合い時間を失うのも、同様である
ゴルフ・パチンコ、囲碁、将棋・好きな麻雀もやらない
アウトドアや人並みの娯楽は死んでからする
旅行は過去五年日本中を旅した
そして、昔タイ旅行、本年、台湾・韓国を旅した。
残りの行けないであろう、海外旅行は散骨して骨となった分身が七つの海を海
流に乗って旅する!!!
職業はアルバイトも含め20種以上経験した
サラリーマンは港湾の輸出関連業・家業の呉服業・土木ブロック・不動産・易
者その他である
読書は専門書以外、あらゆるジャンルの上っ面を舐めた
映画・ビデオも2000本以上見た
マンガも1000冊以上である
俳句・短歌は駄作の山8000以上である
女も黒人・白人・黄色人種・人妻・スナックのママ、OLその他、山ほど喰っ
た
最早興味も薄れた
酒も普通の平均男性の倍以上は飲んだ
一家離散・自殺・倒産そんな追い込まれた人を10数人は救った
生前葬を執り行い、戒名も戴き、公証人役場で遺言書も認めた
不動産も殆ど処分した。
後顧の憂いを断った
現在の精神年齢は59歳、そこでストップ、永遠の59歳
実質中味は人の5倍、であるから350歳と自認している
一番は日本中で何冊あるかと自負する、濃厚度な神器・太極「寶」本を書いた
あとは、その人類の至宝・神器・太極「寶」の勝負だけである
普通の人が5回生まれ変わっても出来ない人生を全速力で来た
まだ人生観などとおこがましい事を書くのは、まだまだ何年も先である
人生は楽しい、事実は小説より奇なりである
最近は話したい人が、指折るほどである
時間が惜しい
最早美味い物もそんなに食べたいとも思わない
執着心が薄れている
執着し、命を賭けて戦うものは、人類の至宝「寶」だけである
遠い、遠い所に来たと実感する今日この頃である
今回は未だ道半ばの人生観であった
そうそう死んであの世が有るなら持って行きたいものは、大漢和辞典・拙著神
器「寶」本・広辞苑・数学の公式集・英語の大事典・俳句の季語辞典・ブリタ
ニカ大百科事典・ジャズ・クラシックのカセット、世界地図と宇宙地図、カラ
オケセット、聖書と仏教辞典、さすれば3000年は退屈しないであろう。
3000年サイクルで輪廻転生を信じている
以上
ヒマが有ったら承禎の宗教観・死生観・宇宙観を書こう