伏木コミニュティー・センター「寶」の講演キーワード
中国4000年・文化の黄金期、唐代の金字塔、神器・太極「寶」について
時間を戴く事になりました。
時間の関係で極力簡明に御説明致します。
写真の焼き物、獅子陶印を今日まで、日本を代表する元大阪市立美術館の蓑豊
館長・窯業の専門課程を卒業してきた富山県小矢部市の西田文兆堂社長・日本
における陶磁器の最高峰も「日本東洋陶磁学会」竹内順一常任委員長、その他
陶磁器関係者が焼成不可能と驚嘆の声を上げられた世界の至宝です
神器・太極「寶」は人類史上未曽有の陶磁器であります。
この「寶」は、中国唐代あの楊貴妃の旦那で有名な開元の天子・玄宗皇帝の勅
令で30年歳月を費やし、延人員何千万人を動員して焼きあげた奇跡の陶磁器で
す。
エジプト最大のクフ王のピラミッドが世界の学説で20年です。
寶は焼成と篆刻、完成に30年です。
まさに世界の至宝であります。
中国黄土高原また中国全土に木が殆ど少ないのは、この「寶」焼成が最大原因
と考えられます
陶磁器は薄い焼き物なら卵の殻ほど薄い焼き物でも焼く事は可能ですが、空洞
の無い真四角の焼き物は不可能なので有ります。
焼き物は約1300度の高熱で焼きしめます
昔氷見線にも走っておりました蒸気機関車は蒸気を沸かし、何十輌の貨車を引
っ張ります。
その驚異的圧力が、窯の中の焼き物の中で膨張と収縮の真逆の圧力が激突しま
す。
伊万里の2メートルの大壺でも厚さ3、5センチの厚さはありません
3センチ以上1ミリを増すごとに一挙に不可能ラインとなります
水分や空気が0コンマ00001ミリ残っていてもねじれと爆発が起きます
なぜこのような焼成不可能な獅子の印鑑を焼かせたのか?
それは印面に篆刻された太極「神の文言」の為で有ります
この奇跡の文言を考案したのは、中国唐代の道教茅山派大宗師「司馬承禎」で
あります。
司馬承禎は東洋の三聖人老子・孔子・釈迦を超えたと歴史に自分の名を伏せた
謎の道士です。
この九文字は未来の超スーパーコンピューターでも解析と創造は不可能なので
あります。
何故、神の文言なのか、なぜ奇跡の九文字なのかを詳しく説明すると時間が足
りませんが簡単に説明しておきます。
印文は日界・月界「太上老君」勅で九文字であります。
中国の易学では九は陽の極・六は陰の極で
五は一と共に天子皇帝の数位です
全九文字は陽の極で、中央「老」は六画で陰の極です。
そして日界・月界は陰陽思想
中央五文字は五行思想・五は天子皇帝で玄宗皇帝が隠避されてあります。
二つの思想考え方を総称して陰陽五行思想です。
中央・太上老君とは老子の尊称で、伝説の皇帝である黄帝とともに道教の開
祖の一人です。
「勅」勅使・勅令で天子皇帝の専用語句です。
また縦三行は全て奇数で陽の数、全画数は55画で1〜10の合数55画で天
地の総和です。
また九文字の画数は奇数と偶数が4対五で道教の「陽九の法」を現しております。
それ以上は時間の関係で割愛いたします。
とにかく、大漢和辞典に載る漢字は約五万字、中国の言葉は数百万といわれ、
その乗数の天文学的確率から創造された絶対の一・九文字で有ります。
太極の太は無限大、極は極限それが一つになった印面は質量無限大、イギリ
スのホーキング博士が提唱するビックバーン宇宙であります。
その神の文言を鎮護するのは、道教伝説、有徳の帝王の時代、言葉を話す・
白い獅子「白澤」が現れる神獣伝説であります。
富山県は獅子舞のメッカともいわれ小生の氷見市も、昔から盛んであります
また山東参議院議員と来場されておられ、この度自由民主党比例区で出馬さ
れる今井絵里子さんは獅子シーサーで有名な沖縄の生れです
東南アジア全域に伝播した獅子文化は、この「寶」の獅子が原因で、その伝
播面域は万里の長城を凌駕致します。
お話は後先になりましたが、歴史的第一声をこの「寶」と縁深き当地伏木で
上げる事になりました。
小生は伏木商業科卒で卒業後この伏木港で8年間勤務しておりました。
また「寶」解明の第一関門であった「寶」の韻文を解読戴いた、小生の師であ
る故黒川総三先生も当地伏木の御方であります。
黒川先生は、中国語は堪能で、万葉集と中国唐代史の研究では知る人ぞ知る日
本の超一級のお方でした。
万葉歴史館に黒川先生の研究論文コーナが御座います
また山東昭子を招きこの場に小生を導いて戴いた、アメリカのアダムスミス大
学の博士号授与されておられます村井吉雄先生も伏木高校卒です
私は「寶」解明に8年4万5000時間費やしました。
そしてその後、東大の名誉教授2名を筆頭に日本中の著名な学者・博物館関係
者約50人
そして中国史研究者4550名が参集する四学会「日本道教学会」「東方学会」「中
国学会」「中国関係学会」全て踏破し、更に東京・京都・九州などの国立美術館
館長が名を連ねる陶磁器の最高峰「日本東洋陶磁学会」を全て踏破するのに17
年計25年も四半世紀、9万時間確実に消費致しました。
歴史の四学会の役員全てに配達証明、そして最終内容証明書にて念に念を入れ
て確認しております。
その間、各界著名人はじめ小渕政権時代から福田・森・民主党政権・安倍第一
時政権まで、350人以上の諸先生にお送りしたが、返事を戴いた先生方は指
を折ります。
文化庁長官は三浦朱門・青木保・玉井日日出夫・近藤誠一各位に配達証明でお
送りしましたが梨の礫でありました。
とりわけ酷いのは民主党政権下、高木義明文部科学大臣と副大臣2名政務官2
名に血判を押して配達証明で訴状を送りましたが、梨の礫であります。
「寶」は国会議員の知性のリトマス試験紙で取り分け、鳩ポッポ時代の民主党
国会議員のレベルは目を疑う惨状でありました。
16年前、「寶」本に驚愕した王敏女史の事情聴取の上、中国政府が即刻動いた
のに日本政府が動かない
中国はパンダですら狡猾に戦略微笑外交を展開しております。
この「寶」発見により中国史関係、および美術雑誌、世界の何億冊の書籍の書
き換えに迫られております。
中国の小・中・高・大学の歴史・美術の教科書に載せなくてはならない中国史
上始まって以来の未曽有の事態です
寶のニュースが世界を駆け巡る事態になった時、共産党一党独裁で今も道教の
法倫功を弾圧する中国が、どのように対応するのか見モノで有ります
また中国正史に太極が登場するのは、この「寶」焼成のスタートの年号です
御存じのように太極旗は韓国の国旗です
韓国とて、その影響、余波は深刻です。
それはさておき私は日本政府の危機管理意識に呆れてしまっておりまする
山東昭子先生は尖閣諸島の火付け役で有ります。
村井先生の御縁でこの場に来られたのは千載一遇、天命宿命と心得願えれば有
り難いです。
25年間、完璧に確認作業は終え、今日まで日本中の学者の誰一人として異論反
論を唱えた方はおいでません
全員沈黙背走であります。
時間の関係で、最後に愚生の「寶」解明に絶大な支持を賜わった日中の超一流
の方々を紹介致します
小生の解明「寶」本を一つも間違いは無いと、黒川総三先生は勿論
日本の知性と謳われた、NHK経営委員会故草柳大蔵委員長・
「寶」を著書で取り上げ、あとがきに小生の実名を掲載戴いた学習院卒・津田
塾卒で学習院女史短期大学非常勤講師吉野裕子博士、
25年間「寶」の史実全てを全面的に支持戴いた、京都藤井有鄰館、藤井善三郎
館長
東京永青文庫館長、東京芸大名誉教授で日本東洋陶磁学会、竹内順一常任委員
長・現名誉顧問を紹介致しておきます。
そのなかで草柳大蔵先生の書状を一読させて戴きます。
全てを喝破した玉稿であります。
驚愕の「寶」は、陶磁器の奇才、高岡に住まいしておられた、故吉田翁で
出所は加賀藩の廃藩置県により売り出されたとの事であります。
「寶」が安史の乱で奪われたと詩聖杜甫が漢詩2編で証言しております。
そして1300年間歴史の闇にありました。
安史の乱以後、入唐八家・空海・最澄・円仁その他の遣唐使が日本にもたらし
たのか?
蒙古襲来時前後の鎌倉五山の帰化僧がもたらしたのか
銭屋五へいの密貿易なのか
これだけは歴史の闇であります。
いずれにしても、厳重なる管理のもと、日本国の威信をかけた世紀のニュース
が世界に発信される事を待望するものです。