承禎が過去に美味いと感じた食
承禎がこれまで美味いと唸った食材は、大兄辰がカナダから取り寄せた
★紅シャケであった
大兄辰の説明によるとカナダの川を産卵の為遡上する前の、河口で取れたサケ
でその中の希少なサケの種類と聞いた
単純に焼いただけで、醤油をたらして食べたら、信じられないくらい脂が載っ
て、そして甘い、それまで食べていた紅ジャケの概念を一変させた
魚の中で今も一番で有る
一昨年北海道を旅した
その時、羊蹄山を眺めるドライブインで飲んだ★牛乳、これが牛乳かと唸った
あまり美味いので、2本も飲んだ。
それと美瑛で食べた★白いトウモロコシ、これはトウモロコシの概念を覆した
昔、友達がアクアラングをしていた。
その友達が、真冬に海に潜って取って来た★牡蠣を、突堤のその場でレモン汁
をかけて食べた
レモンは友人が持って来ていて、これが最高の食べ方と薦めてくれた
突堤に雪がチラチラ降っていた。記憶は今も鮮やかに残っている
能登の中島の牡蠣や夏の岩ガキなど問題にもしない最高の牡蠣であった
昔、高山の料理屋で食べた★三つ葉と柚子を散らした赤だしのあさりの味噌汁
これは今まで飲んだ中の最高の味噌汁であった
昔初めてのんだ★岩魚の骨酒、これも記憶に残っている
それと秋田で飲んだ★干物のハタハタの骨酒これも、最高であった
糖尿で日本酒を断っているが、秋田名物ハタハタの骨酒はベストテン入りであ
る
45年程前、港湾の仕事をしていた時、台湾船籍の仕事で船乗りの食事に誘われ
た。
記憶はうすれだが確か★海老とチンゲン采の油炒めが出た
この野菜炒めの記憶がいまも鮮烈に残っている
船のコックは、20人前後の船員の食事を一手に引き受けている
船乗りの唯一の楽しみは、麻雀などの賭け事か、三度の食事しか無い
であるから下手なコックは御払い箱である
兎に角、絶妙な油炒めの記憶が今も残る
昔氷見市内にあった割烹織部の★毛ガニの味噌、これはカニ味噌の中で一番の
記憶である
それと承禎の好きなものに、★鱈の白子のモミジおろし和えこれは毎年何回か
食べないと、冬を実感できない。
一昨年沖縄へ旅行した
沖縄の食べ物はどれ一つ美味しいものは無かった
唯一★海ぶどうだけは別格であった
マアとにかく火の国と云われる火山の九州、そして異文化の沖縄は食べるもの
が無かった
氷見あたりでも海ぶどうは時々食べる機会があるが、粒の大きさが倍ほど大き
く、その食感はプリプリ感で全然違った
何十年間色々な物を食べ、そして日本全国旅行して、美味いと思ったのはこれ
くらいである