招き猫か死神か?

 

「寶」解明時、酷い時は睡眠時間2時間30分の日々が2〜3ケ月続くのである

記憶では、そんな日々が執筆の7年間に3回はあった

「寶」本以前に個人的にもっと酷い日々があった

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・

それは馬鹿に課した天の試金石・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6年前の三陽地所再建に立ち上がった時も3ケ月睡眠時間は同じであった

だから1年前まで私の睡眠時間の体内時計は3時間であった

振り返って過去20年間の平均睡眠時間は間違いなく4時間前後である

いや切っているであろう

普通の人には考えられない世界であろう

それは兎に角「寶」本執筆時の7年間、全く眠くないのである

いや寝るのが惜しかったのである

2時間か3時間で寝て起きても目は即ランとしているのである

顔を洗う行為すら忘れていた

頭か背中が痒くて、思い出したようにシャワーするだけである

7年間風呂に入った記憶も薄いのである

一年に何回入ったか?????

記憶に殆んど無いのである

挑戦、向って戦う・・・・・・・それは苦痛でない

歓喜であった

・・・・・・・・・・・・

そんなある真夜中、どんな状態であったかハッキリとは覚えていないが、兎に角私の背後

に誰かが立っていて、黙って後で微笑んでいるような気配を感じた

     ・・・・・・・・・・・・・・・

人がいない事は分かっているが、気配がするのである

殺気は感じないが、微笑んでいるのである

私はその時、寝なければならない!!!!!!と明確に自分に言い聞かせたのである

このままでは死ぬかもしれない

死んでは、解明執筆が出来なくなる

それからは意識して寝ようと自分に言い聞かせた

その頃から、ウイスキーをコップに半分ストレートでアオリ、即寝るようにした

それからは3時間半程寝るようになった

・・・・・・・・・・・・・・・・平成191017