流星と承禎
過去十年に、親族と身近な友人が、次々にこの世を去って行った
祖父・父親・兄・妹・息子・父方母方の親族の最年長での従兄弟二人の親族血縁が逝った
血縁で残っているのは母親と他県にいる姉のみである
承禎は肉親血縁者が逝った時、不思議な事に一人も泣かなかった
それなのに、ヤクザの世界ではないが、義兄弟と思っている大兄が逝った時、人目もはば
からず号泣し、遺体に取りすがった。
ひきかえ数年前夭折した息子が亡くなった時、正直「解放されて良かったな」と心の中で
安堵した。息子は最後の最後に父親の私に親孝行して夭折した
何も知らない、うわべしか見ない他人は好きなことを云う
息子と私の格闘は、地獄の泥沼での気の遠くなる壮絶な格闘であった
亡くなった義兄弟の大兄辰がその地獄を知っている
また身近な友人もその一部を知っている
普通の人間なら自殺か発狂か体が持たないだろう
本人自身も生き地獄に落ちた、根本原因を心の奥底で分かっていたが、それを直視せず地
獄の泥沼で、のたうち周り、遂には命の糸がコト切れ、尽きた
昔から親より先に逝く程、親不幸は無いと云われます
その通りである
しかし、私の場合は違う、金属バットの惨劇があっても全く不思議では無かった。
マアそれ以上の事は全てあの世へ持って行く。「仏教の四苦、生老病死から解放されて良か
ったな」と心の中で合掌し、静かに冥福を祈っている
長年親交のあったお寺の住職に永代供養も合わせた懇ろな密葬し、今生だけでは無い、来
世も含めた永劫の別れを執り行った
諸行無常、諸々の深い思いもあって数年前自らの生前葬も執り行った
義兄弟の辰兄とは千年生まれ変わってもお会いしたい
鬼畜とは千年生まれ変わっても会いたくない。
この歳になると、見えないモノが少しだけ見えるような気がする
50キロしか担いでいない人は100キロを担いだ人の事は分からない
苦しみや苦悩、喜びも悲しみも同じである
苦労や苦しみに「筆舌に尽くしがたい」と云う言葉がある
ようするに形容しがたい、言葉にならない苦労や悲しみ苦しみの事を云う
言葉になる苦しみは、大したことが無いのである
記憶から抹消、思い出したくも無い、断絶の苦悩がある
泣く、怒る、などは大したことでは無い
話したくも無い苦悩、苦痛を経験すると、どんな小さな喜びも、心から喜び、感謝の念が
心の底から湧きでてくる
人は知らじ、承禎と同じ人生を歩んだとしたら、日本で何人いきられるか
生き地獄と有頂天を経験した
読書は6000冊以上、ビデオは2000本以上、下手な俳句・短歌を8000以上詠んで、女は
何十人、白人・黒人・黄色人種も食し世界制覇、そして北海道から沖縄までほぼ日本中を
旅し、氷見市を商売で2回制覇、そして人は知らじ、○○選挙で3000票を確実に動かし勝
利を決定づけた
そして「寶」本を、4万5000時間を費やし書きあげた
その「寶」本を真に理解する人間は日本で確実に50人以下の世界である
約2年前までの25年間の平均睡眠時間は4時間を確実に切っている
「寶」と遭遇して25年、9万時間を確実に費やした
「寶」本は、並みの三文小説とは違う
傲慢であるが日本中の図書館を見渡しても「寶」本に匹敵する著書は、50冊は無いだろう
サラリーマンの人、並みの人間では3回、いや5回、生まれ変わっても無理であろう
承禎は男の平均寿命85才としてその3倍、現在250歳と自認している
今生は59才でストップ、
タイムイズマネー・タイムイズノット・バイマネー、時間=命である
無念無想、時間との戦い
雑魚に費やしている時間は無い
来年は「寶」の最終章、日本の各界の頂点へ総攻撃である
数日前その準備に、参議院・衆議院の議員会館の下調べ、そして国会議事堂を見て来た
まだまだ未熟であるが、前人未到の世界に踏み込んだ
遠い所へきたもんだ!!!!
大道を粛々堂々と歩む、
天の御加護を祈るのみである