人口減の妙案その3
承禎は氷見市にも数々の活性化への提言をしてきた。
日本の人口減は国家存亡の危機である
日本国にも提言して置かねばならない
生易しい案では到底無理である
国の人口が3割減ることは、会社で云えば売上実質5割減以上の事態で、会社存続の危機である
売上5割減ったら、経営の全面的見直し大転換が求められる
経営陣の刷新、人員削減、給与・経費の見直し・ボーナス・時間外労働・設備投資の見直し・支店・営業所の閉鎖その他であろう
政府の云う、例えば、産休育児制度の拡充・育児手当の増額・保育所の増設・多産女性の報奨金・第三子以上の奨学資金の拡充と増額・その他婚活パーティーの奨励
これらは、子供を平均値より多く生んだ家庭への優遇政策で有る
しかしこれでは平均数値を多少押し上げても、決定的な人口増の妙案とは云い難い
確かにかなりの効果はあるだろうが、劇的妙案とは云い難い
何故なら現代の女性は戦後の学校及び家庭教育で個々の考え方、制御不能なほど野放図になっているからである
さらにマスコミの煽情によって生き方がドラマチックかつ多様に変化しているからである
しかも、高学歴化と独身でも生きていける社会環境が拡充されているから厄介である
オスは子供を産めない、牝としての女性は子供を生んでこそ牝なのである
人間以外の地球上の生物の牝で、子供の生む、生まないの、選択できる牝は、人間だけであろう
その地球上の牝で日本ほど自由で解放され優遇されている国は無いのではないかと思われる
正確な統計数字は横に置いて、地球上の三分の一と思われるイスラム社会と比較したら日本の女性は夢のパラダイスで生きているようなものであろう
お隣の14億の中国は一人っ子政策で、生みたくても産めない強制的産児制限である
イスラム諸国と中国双方を合わせたら地球の半分に近い人口であろう
それらが、女性の自由と御産を、封建的因習と強制法律で制限している
ひきかえ日本の女性は、男性と同等の選挙権を与えられ、男女雇用均等法・母子手当その他、至れり尽くせりの法的保護の中で生きている
人類史上指折るフェミニスト女性優遇国家で生かされているのである
イスラム社会と対比すると暗黒大陸と地上の楽園の差がある
昔の人の諺に「一番頭の良い女と、一番頭の悪い男と丁度つり合いがとれる」がある
こんなことを書いていると余程承禎は女性に対して恨みがあるのかと人は思っても不思議ではない
そうではない、承禎程、女性に尽くした男は稀であろう
また普通の男の軽く5倍、何十人の女に尽くした
億のお金を使い、億をむしり取られ、普通の人間の5倍は女性に尽くした
そしてそれらの女性の為に、お金だけでなくあらゆる知恵と時間を割いた
マア、それはさておき、本論に入ろう
制度的優遇策を取っても、野放図に解放されたこの現代女性たちが人口増に劇的に動くとは考え難い
逆に習性的に金銭的勘定の高い女性群に法律的圧力、をかける事の方が劇的効果を生む
と思っている
その案は男女共適用されるが、一応女性中心に進めよう
結婚または男性と付き合わずに子供を生涯生まなかった女性は老後の年金を3・4割カット。
生活保護並みしか受給できない法律を作る
反対に3人以上生んだ女性は老後の年金の2割〜3割増額で有る
但し、医者の診断で遺伝的不妊とされた女性または性同一障害など何らかの遺伝的障害のある者は医者の診断書の提出で適用外とする
勿論、二人産んだら、あらゆる手当の優先的受給かつ上乗せを確約する
この法律を施行したら国論は、真二つに分かれるであろう
子供を二人以上生んだ、健常な女性国民と、身勝手気ままな独身謳歌の女性国民とこの法案に国論は二分する
レズホモの同性愛者も人権無視・自由平等無視、憲法違反と騒ぐだろう
勿論、法の施行には5年程の猶予期間が必要であろう
法が実施されても男には余裕が有るが、女性には肉体的制限が有る
結婚適齢期の女性は火急の事態、相当焦るであろう
施行により女性の晩婚化は完全に無くなる
計算高い女たちの老後が懸かっている
逆上せあがった女達に法的箍(たが)を嵌(は)めるしか術は無い
マア、完全卒業の承禎の預かり知らない近未来である
以上これで提案一件終わり
「寶」の待つ間のヒマつぶし原稿である
原稿と提案に責任は一切無し
そうそう安楽死法案と相続税の劇的見直しも承禎の持論である
いずれそのこともこの欄で書く事もあるであろう
平成27年10月15日