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ヒットラーの『我が闘争記』
真夜中、目が覚めスカパーを入れるとヒットラーの「我が闘争記」が放映されていた
第一巻の殆ど最初からであった
目覚めたタイミングが良かった。
昔20代の頃、ヒットラーの「我が闘争記」を本で読んでいた
当時は、ヒットラーがドイツの総統であった事、三国同盟を結んでいた事、そして第二次
世界大戦を共に戦った事など多少は知っていても、殆どその本を理解して読んだか疑わし
い。
当時はまだ読書慣れしていなかった。
それでもゲシュタボやユダヤ人収容所の虐殺、アイヒマンまた、愛人のエバ・またヒッ
トラーが画家を目指していた事など、多少は知っていた
それでも、無知に近いレベルであった
ビデオを見ながらそうであったかと色々納得させられた。
映画は本と違う良さがある
ヒットラーのナチス党が何故ドイツで台頭したか、このビデオで良く分かった
ヒットラーの演説にドイツ全体が狂喜して喝采したのである
そのうまさと演出には恐れ入る
本当は日中『K』の「カラオケ喫茶&スナック」の店作りに奔走していたのである
店のコーディネーターを一手に引き受け、骨董品、絵画を運び、飾りつけに頑張っていた
のである
お店の名前は『K』に決定
前の経営していたミコは8月一杯で退去
急遽ブラジル人のKにやって見ないかと持ちかけた
縁は不思議なものである
それと東京で高村副総裁と会のが、9月20日以後で、まだ日がある
待つのが嫌いな承禎である
薦めたからには、手伝ってやる
しかも中途半端は嫌な性分である
徹底的にやる
9月10日オープンと決めた
店の飾りつけに絵画・骨董品を高木衣料店から移動
そしてお店の壁面に飾る
壺・盆石・その他諸々を持ちこんで飾る
飾りつけには、微妙なバランス感覚、センスが必要である
Kはミコの後片づけと、お店の掃除に専念
あっという間に9日プレ・オープンの日である
何とか90%、まで段取りした。
店のインテリアは95%承禎の宇宙である
マアマアである
大口さんその他も良くやってくれた
山下・亮も最後参戦
何よりKが頑張った
Kはなかなか凄い
日本語は下手だが、頭とセンスは大したものである
承禎の感覚に近い
アッと云う間に8日が過ぎた
明日がオープン初日で有る
ジャスト・モーメントであった
マンダムである
そんな9日間にこの「我が闘争記」と「武則天」のビデオ6本を見た
忙中閑である
我なから自分に呆れる