沖縄六
沖縄で感じた事はいくつもあった
日本は単一民族と云われるが日本列島は南北に長い
山あり谷あり湖あり四方は海である
各地・各県、多様な気質の人間模様
その長い南北の中のほぼ中央富山県そして氷見市が日本一素晴らしい処と実感した
(本音・人間が小さいのと教養のレベルが低い事、それと良い女が少ないのが泣きどころ)
全国を旅しての実感である
両親先祖に感謝で有った
そうそう暖かい南国の沖縄で俳句短歌は詠めない
詠もうと思ったが、口から出てこない
恐らく、芭蕉でも詠めないのではと思った
俳句・短歌は気候の湿度、ものの憐れを感じる地域でないと詠めない
沖縄に詩人は、いても俳人はいないのではないかと思った
気候風土と人間の気質の問題であろう
俳句・短歌には5・7・5などの決まりごとが有る
沖縄の人は時間を守らない人が多いと聴いた
であるから、約束事のある俳句短歌は、あまり得意な世界では無いだろう
大らか、楽天気質・何となく理解した
氷見にも、フィリピン・ブラジル・中国人も多数来ている
彼らに俳句・短歌を詠む精神的基底は乏しいと直感的に感じている
そんなわけで、沖縄旅行で内心氷見の芭蕉と、うぬぼれている承禎でも、沖縄では無理で
あった
それにしても、約5年間で仕事そして「寶」の戦い、諸々の整理のなかで、よくぞ日本を
縦断した
壁に貼った日本列島の地図を眺めながら、走馬灯が回転する
帰って来た翌日、ゴンゴン祭りの18日、骨董品屋の開店であった
沖縄に旅する一カ月前から、精力的に蔵から出して、店飾りをしていた
選挙どころでは無かった
来月8日は骨董市の大会である
それに向けての準備に忙しい
人生の最終章にむけて、更に心も物も人間も整理で有る
開通した新幹線で東京にも行かなければならない
東京で安い旅館で泊まり込み戦闘開始である
忙しくなる、こんどは1人出張である