★★★★★
大伴家持の生涯 上下
山下やすふみ
漫画で大伴家持の生涯を描いた本である
漫画であるが、中味は歴史考証を十分踏まえ、漫画であるからこそ我々の様な浅学な者に
も理解できる良書である
承禎の師でもあった黒川総三先生の生涯の研究テーマ―は万葉集であった
万葉集を研究し更に推し進めると中国研究に辿りつくらしい
黒川先生の研究の深さは今もって測りかねる
東大の先生など、問題にもしない程、凄かった
勿論中国語はペラペラであった
驚き以外の何ものでも無かった
自分など黒川先生の半分にも満たない!!!
その黒川先生との出会いが「寶」の解読につながった
深く、深く感謝の念を捧げたい
生涯学習の道を教えて戴いた
それはさておき、氷見の人間ならこの本を是非読んで欲しいものである