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安田善次郎
安田善次郎は富山県出身である
氷見から出た、浅野総一郎の絶大な支援者であった事は知っていた
表紙に銀行王とある
どれほど凄い人かは、知らなかった
個人資産が日本の国家予算の約10分の一程であったと云う
日本一の資産家であった
暴漢に刺され死んだ事は知っていた
読んで、感動をした。
暴漢にやられて、新聞や世間が喝采したとある
いつの時代も小人と新聞記者はどうにもならぬものらしい
とりわけ新聞記者は、自分は頭が良い人間と錯覚している輩が多い
私も商売人の端くれである
商売を長く続けるのには、知恵・才覚・想像性・先見の明が必要である
頭が悪いと倒産である
学校の勉強など基礎学力である
商売・事業はその高等な応用問題である
並みの者は見えない
そうそう死んでからその人間の真の評価が決まると古人が言っている
自分も覚悟しておかなけねばならない!!!
勉強になった
この本は同級生の友人が浅野の本と一緒にもって来て薦めてくれた本である
友人は元銀行マンであった
彼は小さいころから私よりズート頭のよい人間であった
誇れる同級生である
二三日で一気に読んだ
面白い本は読むスピードも速い