生前葬五

 

日蓮宗の荒木住職の読経は威厳に満ちていた

11月2日、葬儀は粛々かつ厳粛に執り行われた

参列者は20名であった

「寶」で世を騒がすかもしれない

また、私には友人知人が多い

人数にも制限がある

誰まで参列戴くか、線引きが必要である

呼びたかった人も沢山いる

あちら立てればこちらが立たぬ

人生は難しい

諸々差しさわりが有る

皆この歳になると忙しい

諸行無常、であるから、出席者の顔ぶれは明かさない

一応親族が中心としておく

参列した人達も生前葬は初めてである

多分氷見市では初めてであろう

全国でも少ない筈である

勿論香典は一切受け取らない

列席者は平服で数珠だけをお願いした

参列者の中に小学校時代からの友人2人とユウコと40年近い付き合いの

スミちゃんと従業員には参列戴いた

勿論喪主は自分自身である

平成251110