アチャ子俳苦三十四
初浴衣 鏡の前で 回転や
桔梗花 似ても似つかぬ 我が身なり
桔梗花 こずんぼかくのは 得意なり
桔梗花 何がつまらぬ 膨れツラ
桔梗花 蕾のうちは 膨れつら
桔梗花 機嫌が直り 見事なり
桔梗花 気品があるが 膨れツラ
髪洗い ショートカットに、チト嬉し
夏の夜 眠れぬからと 石の上
シャワーして カクシツ落として いい女
口笛を 吹いてみたいや ホオヅキで
クーラーを つけて観戦 サッカーぞ
クーラーを つけて目で追う 忙しや
タケノコの 先を踏んだや 廻り見る
紫か 八重に着かざる タケノコや
彼女の歌の、パソコンの打ち込みにへとへとである
結構労力がいる
参った
短いコメントも入れて悪戦苦闘である
これも自分のまいた種
仕方ない
●疲れ押す 駄作の連続 夏登山
●諦めぬ 負けてはおれぬ 二人夏
●アチャ子嬢 見上げた根性 夏の陣