朝チャン俳苦十八

 

はさみ持ち・切るのも迷う・ミニトマト

ミニトマト・朝露ひかり・ルビー色

鉢植えの・花が甘いか・蟻の群れ

夏の海・あまさん仕事・見た目よし

夏の海・海女の磯笛・ひと吹きや

この暑さ・飾った花も・下向きや

岩牡蠣や・浜にあがって・声高く

岩牡蠣の・身の大きさに・喉が鳴る

アイリスの・色の強さに・一目ぼれ

アイリスの・花びらひとつ・滴(しずく)落ち

シッカロール  つけあう二人  粉まみれ

年重ね  年の記念日  いと重し

スーパーの  ドジョウ焦って  逃げ回る

★遥か先  いつまで続く  夏の陣

夏休み  子供の声が あちこちと

 

師匠として情けなし

★マーク一つ

承禎の師匠子規・芭蕉に会わす顔が無い

女流代表の加賀の千代女も嘆いている

そでも度胸と欲は大したものである

ガンバレーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

批評無し

承禎寸評<答礼の句>

●炎天下・駄作街道・テクテクと

●打ち込みも・汗タラタラや、スイカ横

●厚かまし・よくぞ詠んだや・夏の道

●その顔で・駄作詠むかや・ホトトギス

●恐ろしや   心臓強し   朝顔や    

平成25823