竿灯祭り

 

 

滅茶苦茶長いバスに揺られ、とうとうバスは

六時半ごろ秋田の竿灯祭りの会場近くの駐車

場に着いた

時間は測ってはいないが、15時間近くであ

ろう

生れて初めてのバスの長旅である

ハラハラ・ヒヤヒヤしながら、それでも何と

か到着した

一番安心したのは引率者の事務員であろう

秋田竿灯を見に全国から観光客が集まる

富山県でそれに多少近い祭りと云えば、八尾の「おわら祭り」くらいであろう

全国から何十万人が来る東北三大祭りの一つである

竿灯は提灯を飾った竹竿を手や肩、腰で操る妙技を競う、見ごたえのあるお祭りである

その竿灯が会場一杯に勢ぞろいし何百の提灯が夜空に踊るのである

小一時間見て、時間を気にしながら町の居酒屋のノレンをくぐる!!!

居酒屋の喧騒のなかで、竿灯と秋田県そのものを味わう

!!!!!!!

居酒屋は、竿灯祭りの熱気で一杯である

まさに百聞は一見にしかず

身体で体感する。

五感で味わう。

それが承禎のモットーオである。

会場と居酒屋で二度祭りを味わい、バスの集合場所へ向かった

集合場所近くのコンビニに飛び込んで焼酎の氷その他を買い込んでバスに走り込んだが、

アンカーやはり承禎であった

先に乗っていた引率者はヤキモキ、ヤキモキであったのは言うまでも無い

添乗員承禎を確認して、ハイ、出発―――――――――――――!

 

                                         

 

平成25815