アチャ子嬢俳句前置き

 

忘れていた

昨年の話である

従業員の山下嬢に、五月(516)六月(1305)の歌の合計数1821を一句でも上回ったら

賞与で
100万円出すと賭けをしていた。

お金が懸かったら女は凄い、駄作、駄作そのまた駄作で兎に角、数で出来た

であるから、お世辞にも上手いとは言い難い

承禎と同じ程度!!!

マア、後から手直しと云う訳で、兎に角数を積み上げてきた

最初の歌を大切に載せておく

恥の表彰みたいなものである

HPの打ち込みは大変であった

その彼女の俳句をインプットするのを、この一年すっかり忘れていた

原稿が無い時に、入力しようと温存しておいたのが、アダになった

これで当分原稿が助かる

平成24719

 

おじぎ草  見習いたいな  その姿

海水着   着たいけど無理   五十代

高知産   カツオのタタキ   大盛りで

デパートで  水着探して   一まわり

マネキンに   水着着せて   ホーズとる

木にとまり  ▲ミンミン鳴いてる  あかごかな

たまねぎを   並べてみれば   匂い立つ

通り雨   慌てて走る   橋の下

通り雨   切れ間切れ間に  雀たつ

玉虫を   指で弾いて  穴の中

穴の中  落ちた玉虫  這い上がり  気配感じて  また玉となる

カレンダー  土用ウナギは  バツマーク  ウナギみるより▲ 

 

給料日  待ちに待ったぞ  ウナギの日

青畳   新婚当時  思い出す

徳利を   並べて楽し  夏の夜

ビールビン  並べて楽し  夏の夜

冷やヤッコ   キムチをのせて  いい感じ

花菖蒲  君に勝てぬ  五十坂

雀の子  青葉の中で  かくれんぼ

冷やヤッコ  今日はネギに   ミョウガかな

夏の夜に   おでん食べ食べ   酒を飲む

夏の夜の   メール画面に  声あげる

サンダルと  ▲ネールぬって   夏は来る

サンダルと   ビール片手に   夕涼み

平成24620

承禎の句

●夏の陣  マアマア良しか   アチャ子嬢     

●夏バテに  負けるな一茶   ここにあり