「愛」について
HPの書く材料のネタ切れである
そのため『ことわざ事典』の項目ごとに、自分の考えている事を書き留めてゆく事にした
私の考えを述べる前に著書に載る「ことわざ」で愛について目に留まったのを記しておく
★@財宝も地位も愛に比べれば塵芥(ちりあくた)の如し
グラッドストン
★A愛は憎しみの始めなり 管子
★B己の如く汝の隣人を愛すべし 旧約聖書
★C汝の敵を愛せよ 新約聖書
どうも、「愛」と云う言葉ほど曖昧なものは無い
HPも10年と長くなったので以前「愛」について書いた記憶が有る
あまりに多く書いたので、探すのも一苦労である
年月も経てば、考え方も変化する
そうそう以前「愛」の文字を分解して「久しく」「心」を「受け」止めると解釈した筈であ
る
つまり愛とは愛する対象に対し心が長く変わらぬ気持ちであろう
祖国愛・郷土愛・親兄弟肉親愛などが、長く愛せる対象である
しかし女性は違う
永遠では無い
むしろ別れた素敵な女性程、心に残り、愛しくなる
勿論別れた●ではない
これは記憶の中から完全削除抹殺である
承禎の過去の愛する女性の場合、殆ど長続きはしていない
多情性・移り気・飽き性・過食症・贅沢病で、両手の指で足りず、3回折ってもまだ足り
ず、とても愛とは言えない
近年は過食症が祟(たた)り糖尿病で興味が薄れた
愛の濃度が薄くなったのである
今は何を愛しているか
そう一番長く愛しているのは、自己、自己愛である
上記★@〜Cの中で一番承禎がシックリゆく諺はA番であろう
「愛は憎しみの始めなり」
であるから、最近は深く愛さないよう心がけている
今日もまた下らない原稿を書いている
先は長い
今日はここまで