★★★★★★★
望みは何かと訊かれたら
小池真理子
七十年安保闘争頃の学生運動を背景にした男女の小説である
氷見市長選、関ヶ原開戦前の二月始め頃、マ○ちゃんにこの本を強く薦められ借りていた
マヤちゃんに薦められた「永遠のゼロ」「モンスター」いずれもグッドであった
著者が女性で迷ったが、兎に角読み始めた
作者が女性だからなのか分からないが、情景描写と云うか状況描写が何かと多く、多少ヘ
キヘキしながら読み進んでいた
ただ忍耐である
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選挙前、色々な本を読んでアチコチ持ち歩いている間に、この本を紛失した
そして氷見市関ヶ原を引き起こし、一時この本の事を忘れていた
選挙が終わって、マ○に強く薦められていた事を思い出し、インターネットで調べたらあ
った!!!!
即取り寄せ、読書再開!!!!
一気に読み終えた
実に面白かった
30年前連合赤軍を書いた「赤い雪」を思い出した
テルアビル空港乱射事件や「よど号事件」も重なって来た
送還された重信房子・・・英雄気取りであった
自分等の時代の鬼っ子達であった
そんな時代背景の中の二人の男と女の愛欲小説である
男では書けない描写に唸った
この歳になると小説の男と女の心理が分かる
愛とか恋とかを超えた、男女の生の性(さが)が良く分かる
道徳とか、良識、理性などをもって他人が入る事の出来ない男と女の関係、それが良く分
かる
この世に出会った・・・・・二人だけしか誰も知らない・・・消す事の出来ない過去
ただそれだけ・・・・!!!
マアマアであった
これに近い経験をしたことか有る
B動詞+ing????!
男はヘソから下は人格が無い
女性は初めから人格は殆ど無いに等しい
こんな事を云っているから、女性に反撃される
沈黙は金
全てはあの世に持って行く