我が事務所・朝日本町12―7番地
我が事務所に朝日が差し込み、窓を開ければ、ツツジの花が湊川沿い両岸南北に延びて、
清々しい光景が朝の承禎を迎えてくれる
ここは世界一素晴らしい別天地、承禎の砦、三陽地所の事務所兼自宅である
昔から「人間いたる所に青山有り」と云う
しかし私は世界一素晴らしい処に生れ、生活していると親にも天にも感謝している
平素、住みやすい所と思いつつ何気なく生活している、改めて自然と人工、歴史が創造し
た12の7番地の総合価値を今一度検証してみる事にした
今日この頃、赤や白のツツジは満開で、新緑と私の目に艶やかなアクセントを添えてくれ
湊川は、川幅が適度で、流れも緩慢で、朝夕私の心を和ませ落ち着かせてくれる
川の両側に3メートルばかりの堰堤(えんてい)が川に沿って延び、そこで小鳥が遊び、
朝夕愛犬家達が犬を連れて散策する
寒からず、暑からず、五月の風が湊川をソヨソヨと吹き渡る今日この頃、この12―7番
地がひと際、愛しいものに感ぜられる
海まで直線で約600メートル・朝日山の参道入口まで、約400メートルであろう
日々の食料品や日用品などの買い物、バス停や商店街へは約200メートル
氷見駅までは約700メートル
私の書庫とも云える図書館へは200メートルである
独身でアル中に近い私にとって、可愛い狸や狐のママ達が待ち構える居酒屋スナックが歩
いて5分以内であり、代行賃も不要な距離が気に入っている
また諸々の音楽・民謡・演劇などの文化的催しモノが公演される市民会館は直ぐ川向かい
である
しかも氷見市の歴史的大祭であるゴンゴン祭りが町内中央東西に走る通りで・同じく祇園
祭が目と鼻の先の商店街本通りで大祭は1年の時を知らせる
ゴンゴン祭りの開催寺である荘厳な上日寺参道を登りきると、我が町氷見市を一望する朝
日山公園が広がる
小じんまりしているが、桜とツツジが織りなす、なかなかの庭園である
勿論、ふれあいの森、市民スポーツの殿堂フレスポも散歩エリアである
事務所前の湊川はフナや鯉、ハゼ・ウグイなどのスポットで一年に一二度程度であるが気
が向いたら釣り糸を垂れる
今、危機管理が叫ばれている
もし万一大地震が発生し、湊川の急速な水位の低下で大津波が予知されたなら、一目散に
朝日山に走る!!!
北朝鮮からのミサイル攻撃は、我が事務所前に立ちふさがる市民会館が盾となり、すぐ横
1分のコンクリート製の朝日橋の橋梁が防御シェルターとなって、私の身を守ってくれる
筈である
また、戦前起きた市街地の大火が起きても、橋梁下の湊川で首だけ出しておれば、難無く
助かる筈である
まさに日常生活、自然環境・精神衛生環境・防災危機管理その他諸々の観点から考えても
私にとって日本一いや世界一住みよく安全な17―2番地である
私は不動産屋である、
東京の青山、神戸の芦屋に遜色ない、氷見市の湊川沿い17―2番地である
地価は氷見市の超一等地で坪当たり100万円である
人間いたる所に青山あり
人間にも色んな種類の人間がいる
蟻族には蟻の住まい、ネコ科には猫の住まい、山賊には山賊の適地、皆自分の会った土地
で居を構え生活している
生物学的に分類できない、不可解な私がこうして人間らしい、しかも最適地で生活してい
るのは、先祖が余程善行を積んだのであろう
この様な、意味も纏(まと)まりもない内容の文章を書いている自分は、余程閑(ヒマ)
なのであろう
氷見市関ヶ原が終わって、一息したらする事が無くなった
地価の高騰を目論んで、アレコレ屁理屈を付けて吊り上げて見たが、ドダイ無理な話であ
った
今日はここまで
平成25年5月28日