「日本の前途」

       新世紀会

 

1985年の本であるから20年前の本である

二十年前の近未来予測の本である

かえって今頃それを読むのが面白い

古本屋ならではの本である

大学教授やジャーナリスト17名が、国際問題と日本社会の問題点について分析し未来を予

測している内容である

興味を引いた処を記録しておこう

23産婦人科医の人口抑制案

日本で初めて行われた組織的人口調査は八代将軍吉宗の享保6年で非人を除いて2606

5225人であったと言う

下一桁5人まで調査してあるところが面白い

少子高齢化が叫ばれ、政府は子供を増やす事を制度面から取り組んでいるが、本書は21

紀以後、人口減少させる方策を国の基本方針にしなければならないと言う

子供を産んだら課税方式即ち罰金制度を提唱している!!!!!!!!!!!

31の老化制御で寿命120歳へでは

縄文時代の平均寿命は145歳、江戸中期で20歳、明治で30歳台、大正で40歳台、昭

62年で男75歳女81歳とある

脳の重さと生物の寿命と深い関係があり、脳の重さから人間の寿命は120歳まで可能と言

私の脳細胞は増殖している!!!!!!!!俺は長生きしそう(笑い)

取り分け興味の引いたところは32の「超能力微生物の新活用」である

発酵学のバイオテクノロジーである

貴方の周りの土壌1グラム(スプーン一杯程の量)の土の中に約1億匹の微生物がいると言う

地球の微生物の数は宇宙の星の数以上であると言う

だから、未知の超能力微生物がいても何ら不思議でないと言う

まだまだ面白い事が書いてある

掘り出し物の古本である

この本は729日にほぼ読み終えてあったがHP掲載は8月に回した

平成1881