★★★
「男の品格」
古本屋で手にした一冊である
承禎の兄貴分の東平蔵が云う
承禎は知性・教養はあるが品格が無いとのたまわく
!!!!!
どうみても品格に欠ける親分から云われるのは、心外であるが、品の無さはアチコチから
云われるから、自身認めるしか無い
そんな訳で、思わずこのタイトルに魅かれて手にした
もっとも、不動産屋の一応社長でありながら、ネクタイなど冠婚葬祭以外したことが殆ど
無い
国会議員や県会議員などが招かれて列席する協会の新年会以外ネクタイは過去約10年程
締めたことが無い
平素の靴は草履でしかも靴下など履かない
しかも、人並みの礼儀作法にも、相当欠けている、
朝顔を洗うのも面倒で、それが習慣になっていない
マア、この本は、そんな男の表面的品格を述べているのでは無い
男の中味を問題にしているのである
その中で目を引いたのは
@★自分スタンダードな男になれ
A★男は外見を飾るより経験値を増やせ
B★自分なりの美学をもて
である
@
ABこれならば、チット人に負けないと自負している
とりわけAの経験値なら人に負けない
また自分なりの美学、価値観は持っているつもりである
昔の人は良く云ったものだ「ヘソから下は人格が無いと」
品格と人格、むつかしい問題だ
俺は俺、人は人
亡くなった義兄弟の辰兄貴には男の品格、美学があった
辰には、まだまだ自分は足りない
そうそう著者が推薦していた著書『容疑者Xの献身』(東野圭吾)を取り寄せよう
メモしておく
諺「渇しても盗泉の水は飲まず」の諺の解釈を、字面で解釈していた
本当は孔子が実際にあった「盗泉」と云う泉の名の「盗」の文字を忌み嫌ったから飲まな
かったのが本来の意との事!!!また一つ勉強になった