「図書館」そのK
「寶」解明に参考図書が必要であった
私は
図書室、高岡の古本屋、大型店の関係書を殆ど読み漁った
加えて東京神田の中国書籍専門店。
そして日本最大の「大漢和辞典」黒川先生から「新唐書」「旧唐書」「山海経」「道教辞典」
をお借りした
氷見の図書館の2階の奥の部屋は私の書斎であった。
そして窓際の席は私の指定席であった
なぜならその窓際から事務所が一直線に見えるからである
別れた妻が昼食でいない時、また休みの日、客の姿を発見すると裏門から走るからである
何度も何度もあった
幾つもの問題を抱えながらの苦しい日々であった
苦しいが楽しかった日々である
毎日毎日が壮絶な戦いであった
平成19年7月16日