★★★
あの有名人101人にみる
『理想の逝き方』
明治以降の有名人の生きざま、死にざまを簡潔にまとめている
101人の評論に、うなずけない見かたもあった
内容としては今一歩であったが、それでも明治以降の有名人の生きざまと終末をまとめて
あって大いに勉強になった
これから死がヒタヒタと身近に迫ってくる
そんな自身に参考にならないかと、古本屋で買った一冊である
101人の中に高嶺秀子や江利チエミ他、女性13人も載っているが、女性はカットであ
る
女性の生き様や、死にさしたる意義を見いだせない
その101人の中で一番興味が引いたのが、山口ニ矢(おとや)である
ご存じ、社会党の浅沼稲次郎を日比谷公会堂の党首演説会の壇上で刺したのが山口ニ矢で
ある
私が中学生頃で今も記憶に鮮明である
山口ニ矢は17歳で高校二年生である
ポケットの中に遺書があった
遺書の中に「天誅を下す」皇紀二千六百二十年とある
そして少年鑑別所内で自殺した
壁に歯磨き粉を水に溶かし「天皇陛下万歳 七生報国」と記されてあったと云う
今の高校生に考えられない思想と決意である
短い人生であるが、日本の夜空の星☆となった
名前がニ矢で一の矢は浅沼ニの矢は覚悟の自分に向けた
・・・・・・・・・・!!!
これが載っただけで★マークである
山口ニ矢の詳しくはインターネットで是非ご覧あれ