頭に氷・そのJ
最終本を書き上げる頃、私は帽子を被り、そして頭に氷を載せていた
頭に血が昇った状態で、氷を載せていると気持ちが良いのである
何年ほど氷を載せていたか、はっきりは分からない
3年前後は間違いない
何処へ行くにも頭に氷であった
飲み屋でも本を読んでいる
お店のママが氷を用意して待っていた
最後誰かが頭の血の廻りが悪くなって禿げるよ・・・と言った
鏡で良く見ると少し禿げかかっているではないか
ギャー
イッペンで止めた
それ程、頭に血が昇り、酷かったのである
平成19年7月16日