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『人間の価値は何で決まるか』鈴木健二
古本屋の本である
1977年発刊である
もうすでに35年前の本であるが、なかなか新鮮な本である
良書は朽ち無い
勉強になる
力量不足は否めないが「寶」本も、何百年読み続いて欲しいものである
本書は価値ある色々な人の経験談をのせ、後半に著者の持論を書いておられる
鈴木先生は漢書にも、通じておられる
承禎など、まだまだである
大きくはサラリーマン・衣料店・土木業・不動産業と異業種を渡り歩いて来た
そして寶本を書き著した
家族を養うため、一心不乱、全速力で生きて来た
人間の価値感は人それぞれである
小さな家庭の幸せ
サラリーマンなら出世する事に価値を見出す人もあろう
ゴルフや釣りなどの趣味に生きがいを見出す人もあろう
お金を貯める事に喜びを見出す人もあろう
その人その人によって価値感は違う
この本を読んでいて、ふと自分は????!と考えてみた
・・・・・・・・・・・・・
振り返って今日まで全力で生きて来た
大した才能も能力も無い自分である
それでも、人の三倍は働いて来た
寝食を惜しむくらい働いた
そして人の三倍~五倍人生を楽しんで来た
情を重ねた女性は33人である
読書は5000冊以上
映画は500本以上・アダルトも500本以上は見ているだろう
俳句・短歌・川柳は今年一杯で6000は詠むだろう
酒も普通の人の三倍は飲んだであろう
酒と女性で一億は使った
離婚に一億五千万をくれてやった
骨董に2000点は動かした
今は、貯金は無いが悠悠と一人身を楽しんでいる
そして「寶」本で世紀の戦いに挑んでいる
価値は人が決めるものではない
自分がどう生きるか
どう生きたか!!!
納得出来るか!!!出来ないか!!!全ては己自身である
敵は己の中にある
耳順を半ば過ぎたが、夢はこれからである
道は自ら切り開く!!!
はからずも踏みこんだ寶道であるが、いよいよ天王山、
乾坤一擲!!!!!!!命を賭けた戦い
今は世の底で、ジッと耐えている
・・・・・・・・・・・・!
著書に接しそんな思いをいよいよ強くした