歴史をつくった50人
『名僧の書』 石川九楊
図書館の新刊本である
名僧の書を多く知らない
京都へ何度か旅行したおり、名刹の御堂に、唸るような書の額や掛け軸がかかっている
人間が出来ていない我ら凡人には到底、書けない書である
煩悩の塊、色欲の煩悩の塊、死ぬまで無理であろう
そんな訳で、目の肥やし、せめて眺めるだけと借りて来た
この本の中に載ってないが自分の中では、西田の国泰寺の稲葉心田さんの書が一番好きだ
人間のまろやかさ、真の優しさが書に表れている
一言も会話をしていないが、心田禅師に多くの事を学んだ
無言の教えであった
無言の中に、大きな教えがあった
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心田禅師との出会いもまた「寶」の道程であった
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