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『世界を変えた10冊の本』池上彰

 

図書館から借りて来た

ご存じ元NHK子供ニュースのキャスターで、大変な博学である

なにが感心するかと云えば、分かりやすいのである

子供たちに、世界の色々なことを教えなけねばならない

誰にでも分かりやすく教える事は、余程頭が良くなければ、出来ない

承禎のような小学生レベルでも、良く理解できる

この本は題名の通り「世界を変えた10冊の本」を選んで解説している

先生は世界を見渡し、そして10冊を選んでいる

即ち世界の本をザ・ザ―と舐めておられる

そうしなければ、この様な本を著わせられない

もの凄いものである

解説の10冊を何故選んだか理解できた

しかし仏教経典と孫子の兵法が選ばれていない

これが少々、引っかかったが、それでも10冊に納得である

選ばれた中の「聖書」と「コーラン」は勉強になった

ユダヤ教徒の『旧約聖書』とキリスト教徒の『新約聖書』でどちらも『一神教』。

『旧約聖書』はヘブライ語『新約聖書』はギリシャ語

イエスはユダヤ人

イスラムもユダヤ人も、豚を食べない

おなじく、海老・カニ・タコも食べない

有る程度分かっていた事であるか、あらためてなるほどなるほどである

日本人に生まれてよかつた

「ムハンマド」と「マホメット」は同じ人物でムハンマドは現地の呼び方である

コーランは「神の言葉」で「声に出して読むべきもの」

「ジハード」は聖戦

アウトライン、かなり理解した

『ダーウィンの進化論』キリスト教の根底を覆した!!!!!!!これも納得の書である

地球環境を訴えたカーソン女史の「沈黙の春」これは知らなかった

他のマルクス・ケインズ・フリードマン経済諸本はカットである

経済は三陽地所の経営哲学で十分である

なぜなら、バブル崩壊もリーマンショックもズバリ当てて、乗り越えて来た

しかもこの十年間不動産業界は氷河期である

加えて十年3000万円の借金を抱えてである

それでも生き抜いて来た

承禎の経済学は実戦経済学である

それはさておき、何時の日か承禎の拙著『寶』がその中に入る可能性も無きにしも有らず

である

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平成24814