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『親日派のための弁明』
       
キム・ワンソブ・訳(荒木和博・荒木信子)

                     著者・ソウル大学・物理学部で天文学専攻

                         作家・評論家

日本の政治家・知識人必読の書である

ゴーマニズム小林よしのりの本で、ある程度は知っていた

何度も重ねて知ると、知識がより明確になる

これまで中国を重点的に読んできた

韓国は手薄で知らないことも山ほどあった

著者は韓国人である

その意味で重要である

対中国だけでなく東南アジア全体を睨んだ「寶」の戦いである

対韓国の事も忘れてはならない

注・日露戦争で朝鮮の38万人が韓国指導者の指示により進んで従軍した

韓国の政治団体「一進会」は韓日併合と開化啓蒙運動を展開

韓国の初代統監の伊藤博文は朝鮮併合を望んではいなかった

合併は一進会などの革命勢力が日本に要請したのである

日本の統治時代30年間に1000万人たらずであった人口が2500万人に増え

平均寿命が24才から45才に伸びた

そして莫大な投資によりインフラ整備がなった

また文芸復興により多くの作家・芸術家が生まれた

韓国の近代化の原動力は日韓併合にあったと明快に述べる

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承禎は昭和40年〜48年頃まで輸出関係の仕事していた

その頃韓国の経済は日本と比べると相当低かったのを肌で感じていた

それ以前の韓国である

明治以降の「韓国」更に台湾との近代史、この一冊で良く分かった

不偏不党(国)、冷静な歴史分析と素晴らしいグローバル歴史観であった

目を開かされた

この本で昨年暮れから「寶」に関係する東南アジアの近代史をほぼ終えた

一応恥を掻かない程度は、舐め終えた

マンダムである

それにしても、この著者は凄い

この本は韓国で事実上の発禁処分になったと云う

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愛国観や世界観が、なまじの学者や政治家の遥かにレベル上である

へたをすると、韓国の右翼に殺される

学者としての良心の問題であるが命がけの出版である

これだから、知的世界は実に面白い

そして真実は強い

社民党をはじめとする日本の馬鹿政治家に読ませたい

これで、そこらの先生でもドンと来い!!!である

大東亜の近代史、一応舐めた!!!

「寶」よ!!!何時でも来い

普通の本の2倍の時間を費やした

疲れた

九つ、最上級!!!絶賛である

注232頁、終戦時朝鮮に60万人の日本人が住んでいた

そしてその後日本人は無一文で本国に返された

また日本には200万人の朝鮮人が暮らしていた

平成2442